タグ別アーカイブ: グルメ

男の料理と忘年会


2015/12/24(木)

今日はクリスマスイブ、中学校時代の同窓生4名が我が家に集まって、忘年会をやろうと言う事になった。
たまたま、小生がFBに載せた、冷蔵庫の残り物で作るオーブン焼き、美味そうなので、これを食べようじゃないかと話が出たのがキッカケ。
それに加えて、各々飲み物や食材を持ち寄り、男の料理を一緒に作りながら、飲みかつ食い、大いに語り合う年忘れの会だ。

開始時間の少し前に、K君がスクーターで到着、車庫に駐車してシート下のボックスから現れたのは、「ぎょうざの丸岡」の包みだ。
今日のメインディッシュは、既に準備していた例の「肉と野菜あれこれオーブン焼」と、この餃子だ。 最初はオーブン皿に一口大に切った材料を敷き詰め、オリーブ油を掛けて混ぜた後、調味料を振って、サルサソースを万遍なくかけて、温めておいたコンベクションオーブンに入れ、調理開始だ!

前もっと準備した、肉野菜オーブン焼き
最初に肉と野菜あれこれオーブン焼の材料をカット
PC241110
塩、胡椒で味付け、サルサソースを万遍なくかけ、パセリにパクチトッピングする。
オーブンに入れて焼き上げます。
先ずは、160℃で温めておいた、オーブンに入れて30分、焼き上がるまで待ちます。

13時になると残り2人も現れ全員集合、ビールとおつまみ、それに果物を持ってきてくれた。 スパークリングワインに焼酎とウイスキーを出し、運転手して来た人はお茶、各々のグラスに注いで先ずは乾杯!
今、気づいたが、今日参集したのはすべて苗字の頭文字に「K」が付く、要するに出席番号の近い仲間だ、改めて認識した。

全員集合してテーブルに着きます。
全員集合してテーブルに着きます。
スパークリングワインをなみなみと!
スパークリングワインをなみなみと!
PC241115
それでは乾杯!
PC241116
サーモンやチーズ、サラミ、野菜で作ったオードブルは切るだけで、すぐに食べられるので便利です。
PC241119
すぐに飲み干してビールに移行する人もいます。

オーブンのタイマーが鳴ったので、仕上げのチーズを上に掛け、190℃に温度を上げて、更に5分間焼き上げ、これにて冷蔵庫整理を兼ねたオーブン焼、完成しました。

肉と野菜あれこれオーブン焼です。
肉と野菜あれこれオーブン焼です。

あっちっちのオーブン皿のまま、テーブルの真ん中の耐熱ガラスの皿の上に置きます。 辺り中が美味しい香りで一杯です。
昔に戻り、お腹の空いた欠食児童が順番に皿に取り分けスタートです。

欠食児童が一皿目を取り分け始めました
早速、欠食児童が一皿目を取り分け始めました。

何回かお代わりをして、近況報告から始まり、親の介護やら、趣味のゴルフの話、孫の話など、脈絡なく話が続きます。
ホントに、この仲間は話好き、益々トークに熱が入ります。

途中、仏壇にお参りするのを忘れていた、Kその2君が線香に火をつけダイニングに隣接した日本間でお参りした後、蝋燭の火を消そうとして、線香立てを豪快にひっくり返し、仏壇下が灰神楽状態になってしまった。 慌てて掃除機を持って行き、ズボンと靴下の灰を吸い込み、畳の灰を吸い取り、灰で汚れた棚を雑巾で掃除して、ようやく掃除終了。

こんなハップニングがあった中、食事を続ける猛者が居たらしく、オードブルもオーブン焼きも、残り少なくなってきた。
最初にスクーターでやって来た、Kその1君が餃子の包みを開けて、片栗粉に埋もれた餃子を取り出して、油を少しひいたフライパンに並べ、いきなり焼始めました。

九州各地でイチオシの、「餃子の丸岡」の餃子
Kその1君が持ってきた、九州各地でイチオシの、「餃子の丸岡」の餃子を取り出します。

 

餃子はフライパンで焼きます。
餃子はフライパンで焼きます。

綺麗にぎょうざを焼くのは結構難しいらしく、この丸岡の餃子には焼き方のレシピがついています。
レシピに従って、片栗粉を少し残る程度まで落としてから焼いていき、裏側がこげてきたら、水を適量入れて蓋をして、水気がなくなり羽根が固まって色付いたら出来上がりです。

出来上がりました!
こんがりきつね色に出来上がりました!

餃子をテーブルに出すと、旨い旨いと売れ行きは上々です。
私は糖質制限の為、2個だけ食べたけど美味しい!
これなら10個はペロリですが、私は我慢我慢です。

Kその3君が持ってきてくれた、ハムやチャーシューつまみながら歓談のテーマは来年開く予定の同窓会の話でたけなわ、ビールやウイスキーなどを飲み干したところで、1個で普通の梨の4個分位ある、でっかい「あたご梨」が登場です。

巨大な「あたご梨」が出て来ました。
巨大な「あたご梨」が出て来ました。

一人前の4分の1でも、かなりの量があります。
水気が多く上品な甘さで、実に美味い梨です。
すっかり、お腹いっぱいになり、時計を見るともう、16時です。
みんなで手分けして、後片付けと食器洗いをやると、ものの10分位で終了、ごみも分別してごみ袋に詰めて、後片づけ完了です。

ゆっくり珈琲を飲もうと思ったら、ドリップコーヒーのフィルターが切れてしまって、一個もありません。 仕方なく最後はウーロン茶で終了。
たまには食い物を持ち寄って、自分たちの自己流で作る、男の料理も良いものです。 また、新年にもやろうと約束して、忘年会はお開きになりました。 それではみんな、メリークリスマス!

男の料理と忘年会 完

 

 


冷蔵庫整理(1.カレー編)


2015/12/11(金)

カレー編

FB友達のTさんが投稿した、手造りカレーがとても美味そうだったので、無性に食べたくなり、手近にある材料で作ってみた。
冷蔵庫を開けてみると、色んな野菜が少しずつ残っている。
いつも野菜は余らせて、しなびたり、ダメにしてしまい1/3は捨ててしまう。
それに、乾物、タレやツユ、ソース類、瓶詰、ドレッシング類も全部使わない内に賞味期限切れで捨ててしまう事が多い。 この機会に冷蔵庫を空っぽにする事にした。  冷蔵庫を調べると、肉は一昨日買って来た鶏もも肉が半分残っており、袋単位で買った根菜類、ピーマン、シイタケが余っている、若い頃作った事のあるカレーならこれで大丈夫だ。 後はカレールーを探し出して、冷蔵庫の整理を終了、そしてカレー作りの準備も完了だ。

ジャガイモの皮をむいて
ジャガイモの皮をむいて

家カレーは具沢山、玉ねぎ、ジャガイモ、人参、南瓜、椎茸、ピーマンを適当な大きさに切った後、鶏肉を切って準備完了。

野菜は適当な大きさに切って
野菜は適当な大きさに切って
2015-12-11-19.02.41
玉ねぎは先に別鍋でじっくり炒めておく

両手鍋を火にかけて、油を入れ温まってきたら、鶏肉を軽く炒め、後は固い野菜から順番に鍋に投入し炒める。 全体に火が通ってきたら、先ほど炒めた玉ねぎを加えて、混ぜながら更に炒める。
炒め終わったら、全体が浸る程度に水を入れ、沸騰するまで煮る。
沸騰したら、丁寧にあくを取り、弱火から中火で20分位煮ます。

2015-12-11-19.15.58
鶏肉を先に炒め、野菜を加えて炒める
2015-12-11-19.17.31
全体に火が通ったら、先に炒めた玉ねぎを加え、更に炒め、 水を加えて沸騰するまで煮る。
沸騰したらあくを取って、弱火~中火で20分間煮る
沸騰したらあくを取って、とわび~中火で20分間煮る

火を止めて、ルーを割りいれ、よく溶かします。
溶けたら、後は5分間弱火で煮て完成です。

2015-12-11-19.41.04
いったん火を止めて、ルーを割り入れて、よく溶かす。
2015-12-11-20.01.45
仕上げにスパイスをパラパラ
2015-12-11-20.11.24
冷凍していたご飯を温めてお皿に盛り、カレーをかける。 冷蔵庫にあった瓶詰も添えて。
2015-12-11-20.20.27
博多小次郎の水割りと一緒に。 家カレーは実に美味い!

ご飯は少しにして、いただきま~す!
かなり辛口ですが、こくがあって美味い!

以上、冷蔵庫整理その1 カレー編 終わり。


九州ひと回り (3.田川~門司港レトロ)


2015/11/12(木) つづき
今日は専門分野の話もあるので、イントロがチョット長くなります。  お時間の有る方はお付合いよろしくお願いします。

宇佐市を後にして、次の予定の筑豊地方、田川市にあるラピュタファームへ向いました。
私の故郷の宮崎でも、第1次産業の農林水産業が産業の中心ですが、今後の対外競争力強化と付加価値増大による生き残り策として、若い仲間達を中心に、生産(1次)×加工・製造(2次)×販売(3次)=6次産業化を目指しています。
私もその実現の為、色んな相談やお手伝いをしていますが、今迄、全く競争意識がなかった生産者の皆さんにとっては、熾烈な生き馬の眼を抜く、2次・3次産業への参入は極めて高いハードルが待ち構えていると言えます。

知り合いや仲間達との話の中でも、農場や果樹園に併設して、直売ショップを作るとか、農園レストランを開いて、自分で作った採れたての野菜や果物を使った、美味しい料理を提供したら評判間違いなしと、希望に眼を輝かせている方もいらっしゃいます。

しかし、現実には、製造・販売業、レストラン等の起業独立を目指して開業された方々、しかもその道で実務を経験された方でさえ、起業5年後の生存率は15%、そして10年後は6%に過ぎず、20年後は僅か0.3%しか残らないという、厳しい現実があります。
現状を知らずして、生産者の方がそのまま起業されたら、その成功率は更に低いものになり兼ねません。 いくら補助金があるとは言え、数年間は持ちこたえられても、継続的な利益は確保できず、廃業するしかなくなってしまいます。

実際に九州各地で話を聞いても、農産物の直売所に比べると、格段に加工度が高く、衛生管理やサービス提供が伴う、農園レストランの成功例は数少なく、殆どが採算レベルを大幅に下回り、規模やサービスの縮小、或いは家族経営で出来る範囲の業態に変更されたり、経営不振の為、廃業されたりするケースが見られる様です。

データによると、農園レストランは、2011年度全国で1350事業体あり、都市部の小規模レストランレベルの年間売上5000万円以上(月416万円以上)は、僅か、6.6%の89事業体しかなく、それ以外の1261事業体の殆どが個人営業レストラン規模だと思われます。

ちなみに農園レストラン全事業体の平均売上高を算出すると、年間売上は1473万円(月123万円)という規模になります。
この売上を前提に、通常のレストランの様に、従業員を雇って部門別に配置して組織的なオペレーションを行うとしたら、原価・人件費・経費・償却費等を差し引くと、収益を確保するのは極めて困難だと思われます。 小規模経営ゆえに、必然的に家族的経営にならざるを得ない状況が推測されます。
更にこの内、全事業体の約50%を占める小規模の個人事業体、年間売上500万円以下(月売上41万円以下)の場合は、費用を捻出するのが精一杯で、経営者個人や家族の人件費も出ないケースが大半だと推測されます。 (  参照資料: 農林水産省「6次産業化総合調査」)

そこで、九州内で数少ない、お客様が行列をなして、大繁盛だと評判のラピュタファームを訪問し、その繁盛の秘密と、レストラン運営の実際を目の当たりにし、これから農園レストランを志す、九州の若者達のお手本としたい、というのが今回の目的です。 (前置きが長くなり申し訳ありません)


さて、宇佐市を出発、ナビをラピュタファームにセットし出発です。
国道10号線を北上ししばらくは単調なドライブが続きます。 英彦山が見える辺りから、左折して田んぼ道、山道を走って約1時間45分、そろそろ方向感もなくなり、現在地も定かではなくなった頃、山中のカーブを曲がったら、目の前に案内板が現れました。

ラピュタファーム、到着です!

 

ラピュタファーム案内
ラピュタファームへ行こう!(和水町HPより)

 


以下、ラピュタファームのHPより。

果樹園の中のレストラン

田川の風土が育んだ食材と手作りのやさしさを味わってください。

vision07ラピュタのランチバイキングでは新鮮な地元野菜や、厳選した体にやさしい調味料などにこだわり、真心込めてテーブルにお料理をお出ししています。

ラピュタのレストランでは、約60品の手づくり料理に、約40種類以上の野菜や果物を用い、そのほとんどを園内産か地元産の元気な素材でまかなっています。
また調味料についてもミネラルを含んだ「喜界島のザラメ」や、下関市立病院アレルギー外来推奨の「無添加の菜種油」、畠中育雛場の「元気卵」など体に優しい調味料を使用しています。
さらにラピュタ自家製パンやピザ、ケーキ、焼き菓子など小麦は全て国内産を使用しています。

お客様にほんのひととき、心に、体に優しい時間を過ごして頂く事。 それがラピュタの願いです。

まず、ラピュタファームのレストランの様子をご覧下さい。

2015-11-12-14.58.09
ラピュタファーム、レストラン

ラピュタファームの手作りのバイキングレストランです。

バイキングレストラン
バイキングレストラン
自家製ジュース、ドリンク
自家製ジュース、ドリンク

自家製パン、ケーキ

自家製パン、ケーキ

2015-11-12-13.40.58
自家製料理の数々1
バイキングメニュー
バイキングメニュー
好きな料理を好きなだけ
好きな料理を好きなだけ

(クリックすると拡大します)
2015-11-12-13.42.29 2015-11-12-13.45.02-1

2015-11-12-13.45.11-1 2015-11-12-13.59.54

色んな手作りの料理で大満足、沢山お替りをして、お腹一杯です。
尚、すべての料理はレシピー公開で、自由に自宅で再現できます。

さて、レストランの外で、ちょっとひと休みです。
ファームの中には色んな建物が散在しています。
まずは、ショップ部門を見学です。

2015-11-12-14.58.15 2015-11-12-14.58.38

2015-11-12-14.58.49 2015-11-12-14.58.44

2015-11-12-15.02.07 2015-11-12-14.58.38

少し離れたところにあるのは加工場、ここで加工作業をやったり、ショップで販売している商品を製造しています。

2015-11-12-14.58.21
加工場の中には、加工機、シンクや調理台など、様々な調理・製造設備が設置されています。

2015-11-12-15.33.22 2015-11-12-15.33.26

2015-11-12-15.35.27 2015-11-12-15.35.41


今回、田川にあるネットビジネス仲間の、YさんとMさんにラピュタファームにお連れ頂き、お知 り合いのラピュタファーム代表取締役の杉本 利雄さんに、お話を伺うチャンスを作って頂きました 。

沢山の女性中心のお客様達が、行列をなして山奥のラピュタファームに押し寄せ大繁盛が続いています。 ここで食事するには、必ず予約してから行かないと、大行列のあげく時間切れで食事できない可能性もありますので要注意です。


しかしこの大繁盛のレストランも、杉本社長のお話を聞くと、レストランを始められてから、ずっと順風満帆で大繁盛だった訳 ではなかったそうです。
15年以上前の営業開始の際には、果樹園レストランが珍しく、お客様も多く順調にスタートしました 。
しかし数年経つと、当初の人気も翳り始め、何よりレストランの組織運営やオペレーションの質が低 下し、客足の低下と収益の悪化により、やむを得ず休業せざるを得ない状態となったそうです。

この大ピンチの時にレストラン業務に、初めて真剣に取り組んだのが杉本社長でした。
それまで任せっきりだった、レストラン経営の全てを見直し、業務上の課題をすべて抽出して、レストランのポリシー立案から、業務の指揮命令系統、組織体制を再構築され、本当にお客様が喜ぶレストラン造りを実行 されました。
又、独自のマーケティングで、材料はすべて、この果樹園で採れたものか、地元産の農産物だけ(肉・魚無し)にし、メインターゲットを、健康志向のミドルエイジの女性に絞り、斬新なメニュー立案と調理技術を持つ女性を調理の責任者に抜擢し、調理部門の運営を任せ、責任体制を構築。 もちろん、自分自身もオーナーとして現場に立ち、直にお客様に接する体制を確立 されました。

こうして再開したバイキングレストランは、徐々に客足を取り戻し、女性中心のお客様の口コミや雑誌のPR効果もあり、一年後には行列が出来るほどの状態になりました。
最初の頃は、特に男性からは少しでも良いから、肉や魚のメニューも欲しいと言う要望もありましたが 、今ではすっかり認知され、誰も不満や注文を付ける人はいないそうです。
現在では、毎月メニューの70%を新しく入れ替える、月替わりメニューを楽しみに、常連のお客様が継続的 に来店される、九州を代表する果樹園レストランの大繁盛店になりました。

杉本社長のお話を総合すると、果樹園に付属しているレストランというレベルを超えた、都市部の大繁盛店と同等、あるいはそれ以上の、独立したレストランのオーナーとしての立ち位置で、強力な顧客志向のマーケティングの採用と、お客様の目の前で製造と販売とサービスを行うという、高度なレストランのオペレーショ ンを実現された事が、成功の大きな要因に間違いありません。

しかし、杉本社長の目標はこれに留まりません、ようやく軌道に乗ったとは言え、まだまだ抱える課題は残っており、今後は現状の品質を保ちながら、業務が集中している従業員の負担の軽減や交代要員の育成を目指し、高くなり過ぎている材料原価の適正化や、お客様の待ち時間減らす為の食事時間の2回転化、冬季や閑散期の楽しいイベント企画などお客様のサービスレベルの向上と、収益の安定化を次の目標とされているとの事、今までの経営改革に飽き足らず、更に加速されるなど、素晴らしい経営哲学をお持ちの様です。

raaputa6杉本オーナーのスタート時のご苦労話と、様々なアイデアと試行錯誤で課題を解決して、現在の姿になった経緯をお伺いしてきました。

raputa1 raputa7

raputa4

杉本オーナー、Yさん、Mさんには、お忙しい中、お時間をお取り頂き、ありがとうございました。
やはり、お話をお聞きすると、最初から順調に業績を伸ばして来られたのではなく、自前の果樹園の素晴らしい産物を美味しく調理して提供するというだけに留まらず、繁盛レストランと同等以上の、マーケティング技術の活用、それに加えて、レストランを運営する為の、加工調理技術や、組織構築など、今までの生産者の枠を越える、アイデアの数々と努力を重ねられた結果が、この大繁盛をもたらしたと、納得できました。


美味しい食事と、素晴らしいお話を聞いた、余韻も冷めないうちに田川を後に、今夜の宿、門司港レトロ地区に出発します。
Yさん、Mさん、又お会いしましょう。

青春の門で有名な、香春岳の一の岳
田川市内から見える、青春の門で有名な、香春岳の一の岳は、掘削でこんなに平らになってしまいました。

田川を出て、一路北九州門司港へ、約50km、1時間の行程です。
ところが、門司港の出口を降り間違え、道路標識は「この先山口県」!
下関ICで一般道路に下りましたが、中々元の道には戻れません。
結局、50年前に通った事のある関門トンネルを潜って、門司側にたどり着きました。 ここらは高速道路や都市交通、一般道が入り混じっており、ようやくナビの指示に従い、ホテルに到着しました。

2015-11-12-17.42.55
門司港レトロ地区にようやく到着

ホテルにチェックインして、夕食は門司港レトロ地区へ、シャトルバスで3分で到着です。 港の灯りがロマンチックですが、生憎ひとり旅です。

2015-11-12-19.27.57
門司港レトロ、港町の灯りが良い感じです。
2015-11-12-19.28.07
埠頭のお店は最近出来た食堂ビル、雰囲気はいまひとつ。
2015-11-12-19.29.00
埠頭には、バナナマン?と、茄子マン?
2015-11-12-19.30.49
向こう側にある海賊船は、焼きカレーがオススメ。

2015-11-12-19.30.21 2015-11-12-19.37.40

2015-11-12-19.41.17 2015-11-12-20.18.36

結局、夕食は回転寿司の店、ネタはまあまあだが立地的に高め、
ちょっとつまんで、やはり最後は居酒屋に寄ってしまいます。
2015-11-12-20.18.49

すこし外れた場所にあるスナックでもよかったかな?

 


2015-11-12-20.25.26

懐かしい門司港駅、ここから関門連絡船に連結していました。
2015-11-12-20.26.27

 

 

 

門司港ターミナル
ここは、昔と換わらない雰囲気です。

ロマンチックな門司港レトロ、独りではあんまり盛り上りません。
ホテルの隣のコンビニで、ビールとつまみを買って帰り、
風呂に入った後に、ゆっくり一杯やる事にしました。
それでは、ようやく2日目終了です。
ゆっくりして眠ることにします。
おやすみなさい。

まだまだ、次回につづきます。


九州ひと回り (2.国東~宇佐)


2015/11/12(木)

国東半島の早朝、まだ暗いうちに眼が覚めたが、朝食時間にはまだ早く、近くを散策する事にし、車に積んできた自転車を下ろして、朝のサイクリング(朝練)を開始した。 先ずはホテルの周りを回る。
ホテルの南は国道に面しており、背後の北東部は湾になっており、海から岩が突き出た砂浜の海岸だ。
ホテルから海岸に向かい遊歩道を東に進むと、海岸に降りる道があり、砂浜まで降りてみると、丁度朝陽が雲の切れ目から見えて来た、綺麗な日の出だ。

2015-11-12-07.07.58
国東半島の日の出
2015-11-12-07.10.26
ホテル敷地内を散策
2015-11-12-07.40.43
朝食は左が基本+右はチョイス、食べきれるかな?
2015-11-12-07.40.49
拡大写真、これだけでも充分ですよね。

朝食をしっかり食べて、9時前にはチェックアウトしました。
ホテルを出発して、豊後高田の昭和の町へ向います。
国東半島の中心部を横切る道で約30分、途中には水源用のダムや急峻な地形や奇岩があり、沢山のお寺や磨崖仏がある道で、次回は数日かけて、ゆっくり訪れたい場所です。

国東半島のダム付近の奇岩
国東半島のダム付近、奇岩だらけです。

かなり細いくねくねした山道を過ぎると、快適な下り坂になり、あとはナビに導かれて、豊後高田市の中心部に到着、昭和の町で降りてみます。

2015-11-12-09.19.44
昭和の町と書いた建物があります。
2015-11-12-09.19.59
昭和ロマン館に入ってみます。
2015-11-12-09.20.40
入口の料金所から覗いてみると、なにやら観光用のテーマ館の様です。

てっきり旧い昭和の町並みを復元したところだと思ってましたが、どうも観光用のテーマ館らしいので、ここは入口から覗くだけにしました。
ここから近くに、あの格式高い、宇佐神宮があるので行ってみました。

いよいよ、宇佐神宮参拝です。

今日は平日なので参拝客も少なく神宮近辺も閑散としています。
神宮入口の観光バスが止まっている大駐車場に駐車し、神宮方面らしき道を辿ってみました。
どうもメインの参道ではないらしく、川向こうに渡る綺麗な橋が見えてきました。 この橋は参道の右手にあり、呉橋と言いいますが、今は通ることが出来ず、直ぐ下手にある神橋から境内に入ります。

2015-11-12-09.51.38
呉橋は寝殿造りの屋根を持つ綺麗な橋です。
2015-11-12-09.53.06
神橋より呉橋を望む。
2015-11-12-09.54.27
参道へ向かう道は紅葉がちらほら。
2015-11-12-09.56.22
手水舎で手と口を清めます。
2015-11-12-09.58.09
上社へ向う入口、今日は階段で登ってお参りするには時間ないので、短縮コースにします。
2015-11-12-09.58.55
今回は下社にお参りします。上社には次回ゆっくり参拝する事にします。
2015-11-12-09.59.56 - コピー
下社には3つの拝殿が並んでおり、中央の拝殿にお参りしました。
2015-11-12-10.04.37
宇佐神宮の表参道から帰ります。 おみくじも次回の楽しみに。
宇佐神宮ガイドマップ
宇佐神宮ガイドマップ(宇佐神宮サイトより)

宇佐神宮の境内をみると、かなり広大なので、とても一日では回り切れそうもなく、次の機会にゆっくり来る事にして、次の予定、同じ宇佐市にある、生活工房とうがらしに向います。

「生活工房とうがらし」、以前から行きたかった所です!

ナビに住所をセットして出発したが、どうも回り道している様です。
ここら辺りは、土地勘がないので、そのままナビ任せで走ると、畑の中の道になって来て、やがて「目的地です」とアナウンス。
しかし、以前写真で見た建物らしきものは周りには見当たらない。
スマホでGoogle mapを開き、航空写真の画面に切り替えて近くの建物を探すと、丁度、川の向こう側に、目的地があるらしい。

迂回して川の反対側に行くと、特徴のある建物が見えて来た。
車を停めて工房へ向うと、主宰の神谷 禎恵さんの姿が見えた。
今日は、取材や調理の会合が重なって、お忙しい中の訪問だったが、大歓迎して頂き、取材の方々と一緒に説明をお聞きする事が出来た。

2015-11-12-11.31.42
ユニークな形の生活工房とうがらし、手前は主宰の神谷 禎恵さん。
2015-11-12-11.02.06 - コピー
今日の取材用の宇佐の伝統料理が、次々と出来上がって来る。
2015-11-12-10.48.45
宇佐地方の伝統的料理、ぬかどこ料理、
2015-11-12-10.44.21
試食用にお料理をいただきます。 やさしい伝統の味が実に美味しい。
2015-11-12-11.16.32
取材の方々に混じって、生活工房とうがらしについて説明を聞く。

神谷さんに生活工房とうがらしをご案内頂きました。
工房自体が台所をテーマにした建物になっています。
工房の周囲は、素晴らしい地産の食材の宝庫です。
これら周りの自然環境と伝統の料理文化が一体化して、食の分野から大分の国東半島宇佐地域 世界農業遺産を支えています。

神谷 禎恵さんのプロフィールです。

(クリックすると拡大表示)
2015-11-12-11.17.05-12015-11-12-11.18.17
2015-11-12-11.19.11
2015-11-12-11.19.26

2015-11-12-11.20.092015-11-12-11.20.24

2015-11-12-11.21.14

2015-11-12-11.22.40

2015-11-12-11.27.55

2015-11-12-11.29.18

宇佐地方の様々な伝統料理が出来上がった様です。
今から、取材が始まります。

2015-11-12-11.34.43
宇佐地方の伝統料理の数々、実に美味しそうです。
2015-11-12-11.34.35-1
主宰の神谷 禎恵さんと、お母様である創始者の金丸 佐佑子さん。

しばらく休んだら、生活工房とうがらしの内部に、ご案内頂きました。
「とうがらし」にあるのは「昔台所」「今台所」「外台所」と呼んでいる3つの台所だけ。 うまく工夫されたレイアウトで、宇佐の台所と食の歴史が一目で分かる様になっています。
食に関心のある人々が集うこの「とうがらし」で、地域に伝わる料理を作って、食べて記録し、次世代に伝える活動をされています。

2015-11-12-11.34.50

2015-11-12-11.37.12

2015-11-12-11.37.48

2015-11-12-11.38.41

2015-11-12-11.38.47

2015-11-12-11.39.29

取材や料理の会合が始まったので、この辺りで、神谷さんとお母様にご挨拶して、「とうがらし」を後にしました。
お忙しい中、ご丁寧なご対応を頂き、ありがとうございました。
また、お邪魔致します。

つづく


九州ひと回り (1.南阿蘇~国東)


2015/11/11(木)

ここ数年来、不義理を重ねていた友達や、仕事でお世話になった知人を訪ね旧交を温める為、九州ひと回りする事を思い立った。
又、この旅をきっかけに、公私共に一区切りをつけ、自分自身のこれからの生活の方向性を再確認する為の、自分探しの旅にもしたいと思う。

先ずは、熊本県の南阿蘇に移住した、NPO仲間のMさんの田舎暮らしの様子を見に熊本県に向かい、以後、長崎から福岡経由で大分を回って帰る予定だったが、ホテルを予約する段階で大きな問題が発生した。

長崎のホテルの空き室が全く無く、しかもいつも5000円程度の料金のビジネスホテルが、何と3万円にもなっている。 何事が起こったかと思い、知人に聞いてみると、中国人や韓国人ツアー客用にホテルが押さえられたり、福岡では大相撲が開催されるのが重なり、ホテルの空き室がない異常な事態になったらしい。、
前もって確保していた土日の福岡の宿泊先だけは固定して、前後の計画を急遽変更し、九州を逆周りに回る事にして、最後に行く予定の大分の国東半島に初日の宿を取り、後はその都度泊まる場所を探しながら九州をひと回りする事にした。 久し振りの行き当たりバッ旅だ。

さて出発日11月11日は、早起きして荷物を積み込み7:30出発だ。

自転車で荷室は満載
散策用の自転車を積み込むと、荷室は満載になりました。

まだ、通勤ラッシュ前の空いた道を九州自動車道の宮崎IC目指して快調に進む、途中少々混み始めたが20分ほどで高速に入る。

宮崎料金所
宮崎料金所を順調に通過
朝霧が凄い、
えびのジャンクション抜け熊本方面へ向うと、朝霧が凄い、
宮原SAに到着、ひと休み
9時過ぎには宮原SAに到着、ひと休みします。

ひと休みした後、9:30には熊本方面に出発。
アポ予定の11時にはマダマダ時間が有るので、のんびりと高速を北上し、ナビに従って熊本空港方面への出口に降りる。
少し逆戻り気味に御舟町方面に右折し、以前行ったミルク牧場前の高原を快調に走ると、吉無田高原方面の看板が見え、緑の村入口でナビの案内は終了、到着です。
ここからMさんの家に電話するが、携帯の電波状況が悪く中々通じない、少し移動してようやく通じたが、Mさんはこの吉無田高原近くの奥さんのショップにいるとの事、迎えに来てもらった。
久し振りの再会に、Mさんとも積もる話が沢山で話が弾む、一段落した後に、吉無田高原の説明を受け、各地を案内してもらった。

詳しくは⇒ 吉無田どっとねっと

吉無田高原、蜩窯(ひぐらしがま)
吉無田高原、再生した古民家は、陶器窯、カフェ&ショップ

まず案内されたのは、古民家再生した、陶芸工房、カフェ&ショップ「蜩釜(ヒグラシ窯)」です。

吉無田高原、蜩窯(ひぐらしがま)
古民家を再生して、窯で陶器を焼いています。
陶器窯その2
陶器窯その2
陶器ショップ、ピザとカフェの店。 紅葉も綺麗です。
窯の隣は、陶器ショップ、ピザとカフェの店
店内ショップ
中のショップでは、製作した作品が飾ってあります。
レストラン内部
レストラン内部
新鮮で美味しいサラダ
新鮮で美味しいサラダ
新鮮で美味しいサラダ
新鮮で美味しいサラダ
メインのピザを夢中で食べてしまい、写真はありません
メインのピザを夢中で食べてしまい、写真はありません。 熱々のピザ、美味しかった!
古民家を再生した、ヒグラシ窯の陶器工房、ピザ・カフェのレストランでは、平日にも関わらず、常連らしいお客様が次々と来られ、特製のピザランチが都会と同等の価格で提供されており、私もその美味しさを堪能させて頂きました。
どうやって、この地でこの様なビジネスが成り立っているのか、興味津々です。
穂切り杉の林
穂切り杉の林、くねくね変形した木を利用して、アスレチック林にする計画です。
吉無田湧水、川神社
吉無田湧水、川神社
阿蘇の湧き水、汲み放題です。
阿蘇の湧き水、汲み放題です。
持参したポリタンクに美味しい水を汲んでます。
持参したポリタンクに美味しい水を汲んでます。
阿蘇の伏流水は新鮮で素晴らしい味
阿蘇の伏流水は新鮮で素晴らしい味です。

穂切り杉の林では、くねくねと曲がった枝が不思議でしたが、杉の植林用の穂を切った後の枝が、あのような形になるのだと、初めて知りましたが、あの林を整備して、子供が遊べる林にして、フィールドアスレチックの様にしたいとお聞きして、あのくねくね枝を、そんな風に活用するという発想に、なるほどと納得しました。そして、吉無田の湧水では、清浄な阿蘇の伏流水を汲み放題できる水汲み場など、素晴らしい場所で一杯でした。

Mさんのお話では、今後、NPO法人を作って、地域のコミュニティ造りや古民家の再生促進や、吉無田高原のホームページの活性化、地域の生産物のネット販売やマーケティング展開等を考えておられるとの事、私も何かお手伝い出来ることがありそうなので、次回の再会を約して、吉無た高原を後にしました。
Mさん、大変お世話になりました。


時間はもう13:30を過ぎ、次の予定の杵築市の友人宅へ急ぐことにしました。 ナビをセットすると、2時間30分ほど掛かり、到着は16時頃になりそうだ、約束の時間より1時間くらい遅れそうなので、途中で電話することにして、出発しました。

吉無田高原を後に阿蘇経由で杵築市へ
吉無田高原を後に阿蘇経由で杵築市に向います。

 

道を間違えながら、内牧温泉の近くを通り、212号線経由で南小国町を通り、九重IC方面へひた走り、約束の15時前に杵築の友達に電話して遅れる旨を連絡し、九重ICに入ると30分も経たないうちに杵築ICに到着、何とか30分遅れで、中学時代の同級生、トンちゃんとキンさん夫婦宅に到着、2時間ほどお茶を飲みながら、久し振りの会話を楽しみました。 本来なら、ゆっくり滞在してくれと言われていたが、当日の宿泊地近くに、FB友達のSさんが数日前から滞在しており、夕食を食べる先約があり夕方には失礼する事にした。

杵築市
杵築市

トンちゃんキンさんと名残を惜しみ、杵築市を立ち、車で30分ほど先の国東半島のホテルに向う。
途中の大分空港までは直ぐ着いたが、それから海沿いの道は真っ暗で、結局、18時ごろ宿泊予定のホテルに到着。
チェックインを終え、FB友達のS君に連絡をして、一緒に夕食をする為、ホテルに来て貰う。 19時ごろに到着予定だ。

2015-11-11-18.32.14
ヴィラくにさきホテル、なかなか良いホテルに到着。
19頃、友人のS君が到着し、食事開始です。
19頃、友人のS君が到着し、食事開始です。
2015-11-11-19.08.38
食事は国東半島の海の幸が中心の美味しい料理です。
2015-11-11-19.23.41
どんどん美味しい料理が出てきます。 全部食べられるかな?
2015-11-11-19.25.14
沢山飲んで、あれこれ話している内に料理の撮影を忘れ、締めの太刀魚寿司です。

話が尽きない内に夜も遅くなり、お互いに明日は早いので、S君も帰る時間となり、フロントまで送って行き、お見送りをした。

鍵を貰い、部屋に行くと、独りでは勿体無いような、ツインのなかなか良い部屋です。 外は海鳴りが響き、真っ暗で景色は全く見えません。
今日一日の汗を流す為、ゆっくりと大浴場で長湯をしてリラックスした後、ベッドにもぐり込むと、数分で爆睡です。
今日は500km近く走って少々疲れました。

2015-11-11-18.05.20

それではオヤスミナサイ。
つづく


夜桜とBBQで大盛り上がり!


2015年4月2日(木)

昨夜は、FB友達のTさんのお宅で、花見とBBQで大盛り上がり!
お庭と裏山には桜が溢れ、素敵なお友達と一緒に、楽しい時を過ごしました。 時折吹く風に、桜吹雪が舞い散り、最高の花見でした。

素晴らしい夜桜です。
庭の夜桜が素晴らしい!
炭の準備もOK
炭の準備もOK
お酒も準備万端、
お酒も準備万端、しかもママさん付?です。

以下、スナップ集です。

飲物も準備OK! 花びらのトッピング付です。

飲物準備もOK 桜の花びらのトッピング付です。 まずは海鮮が焼き上がりました

2015-04-01 21.01.32
先ずは第1陣が集合、BBQの開始です。

 

夜桜に月が綺麗です。
夜桜に月が綺麗です。

2015-04-01 21.12.00  2015-04-01 23.03.50

次々とお肉が!焼きおにぎりが!  夜桜も見ましょうね。

桜吹雪の花小路です。  桜吹雪でいっぱいの花小路

桜吹雪が溜まってできた、まるで花小路です!

裏の山まで桜でいっぱいです。
裏の山まで桜でいっぱいです。

この後、第2陣、第3陣と入れ替わり立ち代り、夜桜とBBQの宴は続きました。 結局、ホスト役のTさんが、後片付けをしたそうです。
これに懲りずに、来年もよろしくお願いします。