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新田原基地2015航空祭


2015/12/05(土)

天気予報を見ると、明日は雨!
楽しみにしていた、ブルーインパルスの曲技飛行を見に行く予定だったが、雨ではよく見えないし、飛行自体が中止になるかもしれない。
ネットで調べると、今日は予行演習日で朝早くからテスト飛行をやるらしい。
幸い、今日はドピーカンの晴天、早速バイクを引っ張り出して、8:00出発。

海岸近くの道路を佐土原方面に北上、ちょっと寒いが快調に走行。
20分ほどでR10を右折して、一ツ瀬川を渡ると新富町だ、町役場の先を左折して丘を上ると新田原基地だ。 坂の途中でバックパックを背負って歩いている人が沢山いる、今日の予行演習の見物客らしい。
基地滑走路の北端の、「空の駅竜馬」にバイクを停めようと思うが、手前500mから大渋滞、10分ほどノロノロ走り、店の前に着いたが、交通整理の人が、駐停車禁止なので停まらずに先に進め、と強硬に指示をする。
仕方なく、先へ進むが、要所要所に交通整理人がおり、結局、坂を下るが、坂の途中には違法駐車の車で埋まっている。

坂の下に、ようやくスペースが見つかったが、歩いて坂を上ると予行演習に間に合わない。 もう一度、大回りして最初の道に戻り、丘を上って行くと、店の手前の路肩が広くなって、バイク一台が停められるスペースが見つかった。
近くの交通整理員に、写真撮影の間だけと断って、バイクを停めて店の前に、ようやく到着。 すでに滑走路には、F15が2機、大きな爆音でエンジンを暖機運転している。

空の駅竜馬、撮影者で満杯
空の駅竜馬は既に撮影者で満杯

撮影の混雑をかき分けて、撮影場所を確保して、バッグから一眼レフを取り出す。 しまった!望遠ズームを持ってくるのを忘れた。
ブルーインパルス編隊が、大空に白煙の絵を描くのを撮るには標準レンズで良いが、上空を飛ぶ戦闘機を撮るには、画像が小さくなってしまうが、やむを得ない。 で、撮ったのがこれ、小さくてブレているけど、雰囲気だけでも。

ヘリコプターと小型ジェット機
ヘリコプターと小型ジェット機
F15Touch&Go
F15Touch&Go
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F15、2機編隊飛行

ブルーインパルス練習開始!

ブルーインパルス全機スタンバイ
ブルーインパルス全機スタンバイ
4機が離陸、編隊飛行!
まず4機が離陸、編隊飛行!
ダウンバースト
ダウンバースト
ダウンバースト拡大中
ダウンバースト拡大中

曲技の数々(クリックすると拡大します)

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でっかい輪っかが出来ました。
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編隊を組んだまま、綺麗なループ完成

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5機が交差して描いた、スターマーク

最後に特別参加の米軍のF16が凄かった!
離陸途中からフルブーストで垂直に上昇、後は殆ど錐もみ状態のまま、猛スピードで基地上空を飛び回る! 多分、自衛隊では禁止されてる曲技の数々。 しかも、最後は、機種を45度持ち上げたまま、失速寸前で滑走路上10m、さあ撮ってくれ、とばかりの余裕の超低空飛行です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAたった一枚だけ、フレームに入った、貴重なF16の飛行です。

予行演習は午前中で終了、良い天気で最高の飛行でした。
本番の翌日は終日雨、ブルーインパルスの演技も雨と雲の為、飛行途中で中止になったので、2015年の飛行の様子は、この日の写真だけ。


お昼を過ぎたので、隣の高鍋町に行き、珈琲の美味しい喫茶店「エルザ」に行き、名物のホットサンドと珈琲で、ゆっくり昼食です。

高鍋町、喫茶「エルザ」
高鍋町、喫茶「エルザ」
名物ホットサンド、凄い量
名物ホットサンド、凄い量です。

これにて、新田原基地2015航空祭、終了。


東京地区同窓会報告


いちご会の皆さんへ

2015年11月21日(土)、東京地区の付中同窓会が開催されました。
幹事の近藤君よりメイルが参りましたので、ご紹介します。

投稿が遅れ、申し訳ありませんでした。
ゴリケン(郡)

東京地区付中同窓会のページへ⇒ パスワードが必要です。


九州ひと回り (8.長崎~天草、そして豪雨)


2015/11/17(火)

あ~ぁ、長崎は今日も雨だった!

朝起きて、外を見ると、歌の通りホントに雨だった。
市電のある街は雨の日でも、なんだか風情があって良いですね。
さて起きて、朝食を食べてきます。

長崎は今日も雨!
長崎は今日も雨!

朝食は珍しくバイキングではなく、洋定食か和定食のチョイス、既に前日に美味しそうな和定食を予約してあるので、入口で朝食券を渡しテーブルに座っていると、すぐにお膳が運ばれてきました。
いつもは洋食なんですが、この写真を見て迷わず和食に決定、たまには典型的な和食もいいものです。 しかもこれにドリンクバー付き、美味しく完食し、朝から気分は上々。

かなり充実した和朝食
かなり充実した和朝食

今日は雨なので、坂を上り下りする定番の観光地、グラバー園や大浦天主堂等は避けて、街中を散策しようと思います。
部屋に戻り、出発準備をして、9時頃にはチェックアウトしました。
車を駐車場から出して、最初に目指したのは・・・

眼鏡橋で有名な、中島川の石橋群です。

昨夜、最後に散策した西浜町停留所前の中島川を遡ったところにある石橋、眼鏡橋を目指します。 近くの駐車場に車を停めて観光開始。 まずは、やっぱり眼鏡橋です。

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ここから見るのが本当の眼鏡橋だそうです。

丁度、ガイドさんが説明をしていたので、観光客の横で聞いていると、眼鏡橋にも写真撮影するポイントがあり、それがここからの写真です。
確かに、橋のアーチが水面に反射して、眼鏡みたいに見えますね。

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眼鏡橋は今でも渡れます。 旧い歴史を踏み締め実感。
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反対側の上流から見た、眼鏡橋。
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石積みの堰の深みに錦鯉が沢山います。
川岸に降り、眼鏡橋を望む。
川岸に降り、目線を下げて眼鏡橋を望む。
長崎の中島川の石橋群
長崎の中島川にはこの様な石橋群が連続しています。
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昭和57年の長崎水害復興と日中友好の記念碑(平成元年2月)
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ガイドさんが中島川石橋群の説明をしてくれました。

眼鏡橋と石橋群の散策が済んだら、近くにある古美術屋巡りをしようと思っていたけど、どの店もまだ閉まったままです。
長崎の古美術の店はゆっくり開店の様です。
雨が強くなって来て、さて次は何処に行くか思案のしどころです。
平和公園や稲佐山などの名所も、雨の中だとちょっと面倒なので、この後は、天草に渡る事にして、長崎を後にします。

長崎から天草に渡るには、長崎市から東に進み、島原半島をぐるっと半周し小浜を経由して口之津港まで行き、島鉄フェリーで天草下島の天草市に行くのが一番良さそうです。
口之津港にナビをセットすると、約70km、2時間15分位掛かります。
フェリーで下島に渡って、天草市で少し遅めの昼食を食べる事にし、出発しました。

長崎~天草ルート地図
長崎~天草ルート地図

長崎市街を後にして、再び蛍茶屋から旧長崎街道を東進し、海が見えてきたら、二股の道を右の方、R251に入り島原半島方面へ向う。
この後は、海を右手に見て、ずっと海岸線を通る単調な道だ。
1時間ほどで小浜を通過、ここは修学旅行の時と学生時代に来た所で、昔から有名な小浜温泉があるが、今日は素通り。
内陸部に入り、アップダウンのある曲がりの多い道を30分程走り、急な坂を下り海岸線へ出ると、口之津港のフェリー乗り場が見えて来た。
予定よりかなり早く12時前に到着したが、次の出発迄40分待ちだ。

島鉄フェリー口之津港
島鉄フェリー口之津港
島原半島から天草下島へ
島原半島から天草下島へ狭い海峡を渡ります。
島鉄フェリー発券所(口之津港)
島鉄フェリーの発券所(口之津港)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:30前に天草からフェリーが到着、降りる車が出終わったら、今度は先着順に切符を渡して順番に乗船する。
思ったより小さいフェリーに車が20台位乗り込み、車のタイヤを固定し終わると、乗客は上の階の乗客フロアに上がる。 天気が良いと、天草列島を眺めながら、約30分程の航海を楽しめるのだが、今日は雨で煙っており景色はイマイチ。

口之津~鬼池間の切符を渡し乗船
口之津~鬼池間の切符を渡し乗船、割と安い。
2015-11-17-12.21.21
フェリーは思ってたより小さい
2015-11-17-12.25.05
1Fのスペースに、車を固定する。
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2Fに上がり、乗客用ソファで休む。 今日はガラガラだ。
2015-11-17-12.40.00
雨に煙る天草の下島が見える。
2015-11-17-13.00.10
天草下島の鬼池港に到着です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天草市の鬼池港に到着し、フェリーを降りると、既に13:00を過ぎており、急いで市の中心部、本渡の寿司屋に向けて出発、天草地獲れ寿司三昧の昼飯を食べるのが目的だ。
約30分程でY寿司さんに到着、満員の様子だが誰も入口に出てこない、仕方がないので店の人を呼ぶと、予約のお客様だけの営業で、今日は既に満員との返事。 入り口の張り紙を見ると、確かに「予約のみ」との表示、前に調べた時は、混んでいても、待てば食べられる筈だったが・・・残念。

仕方なく近くの魚料理の店を数軒探すが、どこもお休みだ。 どこでも良いから開いてる店を探し、ようやくホテルの1Fにレストランを発見。
すぐに入って、メニューの刺身定食を注文し、待つことしばし。

天草市のホテルの刺身定食
刺身定食、ようやく食べられる!

じゃじゃ~ん、刺身定食到着しました。
いか、うに、鯛、かんぱち、青身の地魚等の刺身、食べると歯応えがある新鮮な刺身で美味い、ゆっくり味わって頂きました。

でも心残りは、Y寿司さんの、白身や青魚中心の握りの数々、貝類、車海老など天草の地魚三昧、食べたかったなぁ。 ホントに逃した魚は・・・
次は予約して来なきゃ。

ひと休みして、次の目的地、天草の南端の牛深町を目指す。 道路は島の中央部を通るR266、快適な道を良いペースで走る。
天気が良ければ、隠れキリシタンの教会や、いるかウォッチングとか、農産物、海産物(特に車海老)の産地にも行ってみたかったのだが、これらも次の機会にする事にしよう。

牛深までのドライブは50km弱の道のり、約50分で到着です。
この牛深町は、従姉の実家のあった場所だが、昔は不便で一度も訪れた事がなく、この機会に町をゆっくり散策してみようと思い、空き部屋がないか、民宿に立ち寄ってみた。
民宿に着き、出て来た女将さんに空室はないか聞いてみると、生憎、大きな宴会が入っており、食事なしの素泊まりなら大丈夫との返事。
昼間の寿司のリベンジを考えていたので、これでは泊まる意味がない、天草の海の幸が食えないなんて!
ここでも、今回は縁がなかったと諦めてフェリー乗り場へ行く。

フェリー乗り場で聞くと、すぐにフェリーに乗れるそうだ、天気も悪くなりそうなので、対岸の鹿児島県、長島の蔵之元に渡った方が安心だ。
切符を買って、三和フェリーに乗船だ。

牛深港、三和フェリー
牛深港、三和フェリー
2015-11-17-15.43.40
早速、切符を買ってくる。
2015-11-17-15.46.20
先ほどより少し高いかな? ここも約30分の乗船。
2015-11-17-16.13.33
一直線に、鹿児島県の長島へ向かう。
2015-11-17-16.28.19
フィヨルドみたいな切り立った深い湾です。  真下の透き通った海を見ると断崖絶壁です。
2015-11-17-16.30.15
蔵之元発着所に到着、全速後進!

長島で食事しようと思ったのだが、ここは青少年のキャンプやアウトドア基地で、観光用のレストランや食堂はないらしい。
天気予報ではこの後夕方から、大雨洪水警報が出る予想なので、一気に宮崎まで帰る事にし、ナビをセットして16:30過ぎに出発です。

宮崎までは190km弱、3時間強のドライブ、かなり距離が残ってます。
長島の蔵之元を出発し、しばらく海辺を進むと、右手から太陽が顔を出しました。 ちょうど道の駅長島があったので寄ってみます。

道の駅長島
道の駅長島、今日陽が出たのはここだけ。

ここでしばらく休み、帰ってから食べるモノと飲物を買い込みます。
キレイな夕陽がみられて、ラッキーですが、この後のドライブは荒れ模様になりそう。 果たして3時間で着くか心配です。

ここから、阿久根市、出水市、伊佐市の山中を通り、湧水ICから高速道路を通る夜間ドライブです。
予想通り、出水市に入った頃から、雨脚と風が強くなり、周りは真っ暗な中、ひたすらナビを見て進みます。 途中の道はどこを通ったか分からない位、右に曲がったり左折したりの山道を、周りの車もかなりのスピードでひたすらに走っています。
途中で休むところも、お茶を飲むところもないまま、前も見えにくい豪雨の中、ノンストップで湧水ICに19:30頃到着、後は高速に乗り、空いた道を一路宮崎市迄ゆったりとドライブ、21時前には無事帰着しました。

2015-11-17-19.45.37
九州ひと回り、最初は北九州ひと回りのはずでしたが、2015/11/11~11/17の6泊7日、全行程1,400km、最近、評判がイマイチのVW社製 Golf Variantの燃費は、17km/L。 ガソリン車としては優秀です!

九州ひと回りマップ
九州ひと回りマップ

今回、ゆっくり各地を回ったつもりでしたが、各地の良さを味あうには、やはり一ヶ所に数日間滞在しないと、まだまだ時間が足りない事が分かりました。 次回以降は、じっくり滞在型の旅に変える事にします。
延々と長いブログに、最後までお付合い頂き、ありがとうございました。

九州ひと回り 完

 


九州ひと回り (7.シュガーロード~長崎)


11月16日(月)

早起きして、土日の2日間お借りしたTさんのマンションを片付け、戸締りを確認後、博多を出発します。 今日はシュガーロード後半部の佐賀~長崎まで、旧長崎街道のあちこちを巡る旅です。
佐賀まで高速で行くのもつまらないので、下道R385を通り、東背振トンネルを抜ける、行程約50km、約1時間半のドライブです。

まだ空いている市街地を抜け、西鉄天神大牟田線沿いに南下し、三宅一丁目で右折してR385 に入る。 後は道なりに那珂川沿いの山道を登り、そのまま山を越せば佐賀平野に着く予定。 しばらくは単調な道を直進、那珂川町を過ぎる辺りから道は細くなり、くねくねした山道になって来たが、道路も空いて来たのでワインディング道路を快適なスピードで進む。
だんだん山も急になって来ると、流石にヘアピンカーブが多くなり、ブラインドのカーブを対向車に気をつけながら慎重に曲がる。
やがて東背振有料道路の入口に入り、かなり長いトンネルを数分で抜けると出口の料金所だ。 すぐ左手のパッと開けた峠の駐車場でひと休みする。

東背振トンネル展望台
東背振トンネル展望台、佐賀平野です。

広々と開けた佐賀平野の全景、その先は有明海、雄大な景色だ。
ひと休みして出発、この坂を下り吉野ヶ里遺跡を目印に進行、まだ朝の混雑で少々渋滞が残っている。 坂を下り切ったところに、あの吉野ヶ里遺跡があり興味をそそられるが、見学は次の機会にして、その先を右折して佐賀市方面に向う。

さて、シュガーロード後半の最初は、佐賀市だが、何と言っても佐賀銘菓は、丸ボーロ。  市内の丸ボーロ店にナビをセットし進むと、30分弱で目的地に到着。 しかし、どうやらここは佐賀のデパートの玉屋さんのビルらしい。  独立店ではなく、デパートの売り場に来た様なので、佐賀駅前の本店に進路を変更して行ってみると、駅前にはそれらしい建物はなく店の選定を間違えた様だ。
もう一度調べ直すと、丸ボーロは、元祖 鶴屋本店が一番有名なので、改めて行ってみる事にした。
数分後、ありました、ありました、ようやく鶴屋さんに到着です。

元祖 丸房露 鶴屋
元祖 丸房露 鶴屋さんです。
元祖 丸房露
元祖 丸房露(鶴屋HPより)

残念ながら、探すのに時間がかかり過ぎたので、今回は見学だけして、丸ボーロは買わずに、次の小城市に向います。

小城市はすぐ隣だと思っていたら、かなり北の唐津街道の方にあり、佐賀市内を抜けて30分位かかって到着、ここは小城羊羹では一番有名な村岡総本舗前だ。 この小城市内には、今でも約20軒の羊羹製造会社があるという全国的にも珍しい所で、昔から羊羹といえば小城という位有名なのも頷ける。
小城のほとんどの店では、外側が砂糖でシャリっと硬くなる、昔ながらの製法の「切り羊羹」(昔ようかん・断ち羊羹とも言われる)を作っており、この甘い砂糖の舌触りが長年の人気の秘密の様です。

村岡総本舗の前に、長く高い階段の参道がある須賀神社があります。
この辺りの清水地区は、元々清水観音や須賀神社の門前町として栄えており、小城羊羹もその参拝客のお土産として全国に広がって行った様です。

須賀神社の長く高い階段
須賀神社の長く高い階段
2015-11-16-10.48.30
小城羊羹 村岡総本舗
2015-11-16-10.52.03
村岡総本舗 店舗内(許可を得て撮影)
2015-11-16-10.52.38
村岡総本舗 切り羊羹 (許可を得て撮影)
2015-11-16-10.53.00
高価な羊羹ですね。
一番小さな羊羹をお土産に
一番小さな羊羹をお土産に

 

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村岡総本店 羊羹資料館
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村岡総本舗 羊羹資料館


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試食用の小さく切った色んな羊羹を食べ、バラエティ豊かな味にはビックリです。 流石に、厳選された材料で昔ながらの製法の羊羹は、その高価な値段だけの価値はあります。

おやつを頂いた後は、長崎に向います。
少し時間が掛かっているので、この後は高速道路を利用して、一気に長崎までノンストップで直行する事にして、ナビを旧長崎街道終点の蛍茶屋にセットして出発です。
ここから長崎自動車道の多久ICに行き、高速道路に乗ると、約1時間半で長崎芒塚ICに到着します。
蛍茶屋に行くには、少し回り道ですが、山をひとつ越えて旧長崎街道に合流し山を下りると、長崎市電の蛍茶屋駅に到着します。
この近くに料亭蛍茶屋跡があるのですが、今は石碑しか残っていません。 ここが旧長崎街道の終点(起点?)です。

長崎市電、蛍茶屋駅
長崎市電、蛍茶屋駅
長崎街道終点、蛍茶屋跡
長崎街道終点、蛍茶屋跡こ

蛍茶屋を後にして、この電車道を下って行く事にします。
急な坂道をしばらく行くと繁華街になり、長崎県庁に突き当たります。 この県庁の真裏にあるのが、あの「出島」です。

出島には、観光船の乗り場があるので、ちょっと寄ってみます。
目的は、あの軍艦島クルーズのチケット入手です。
観光船乗り場のチケット売り場で、今日のチケットがあるか聞いて見ると、既にすべて売り切れ。 他のクルーズ会社を紹介してもらいますが、やはり今日は全便売り切れです。
それではと、明日のチケットの空きを聞くと、全て売り切れ!
明日、キャンセル待ちで港で待っていれば、空席が出る可能性があるとの事ですが、今回は軍艦島には縁がなかったと諦める事にします。

観光船桟橋
観光船桟橋
軍艦島クルーズ発券所
軍艦島クルーズ発券所

軍艦島チケット売り切れなので、この近くの運河の岸にあるという、友人に教えて貰った秘密の場所を、探しに行く事にしました。

ありました! 昔の上海連絡船の線路跡 です。(^_^)

上海連絡線線路跡1
上海連絡線線路跡1
上海連絡線、当時の機関車の動輪
上海連絡線、当時の機関車の動輪
上海連絡線、線路跡2
上海連絡線、線路跡2
上海連絡線、直通列車
上海連絡線、直通列車、先ほどの車輪のあった場所です。
上海(日支)連絡船、長崎丸
上海(日支)連絡船、長崎丸

明治時代から戦前までは、運河の向こうの長崎駅方面から、こちらの出島の長崎港駅迄、東京からの汽車が運行していました。
当時、上海(日支)連絡船と鉄道で、東京ー上海を54時間25分で結んでたそうです。

もう、お昼をかなり回り、お腹が空いて来たので、出島ワーフの飲食店を覗きながら良い店を探します。
しかし、どこも海鮮丼風の観光客向けの料理を、テラス席で食べるスタイルの店ばかりで、高い割にありふれた料理の様です。
1軒だけ、カフェ兼洋食レストランがあるので入ってみます。
今日のランチ(飲物付)が、手頃な値段なので、注文して一息つきます。

出島ワーフ、なう!
出島ワーフ、なう! ようやくひと休みです。
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日替わりランチを注文し、ようやく昼食です。
2015-11-16-13.13.49
観光船のバースには、黒っぽい帆船が停泊しています。
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出島ワーフから桟橋を望む。
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天気も良くなって、陽が射してきました。

出島でゆっくり休んだので、ホテルのチェックインする前に、坂本竜馬で有名な亀山社中を見に行く事にしました。
ネットで調べると、出島から東方向の山の斜面に、長崎湾に入ってくるオランダ船等の外国船が入港する様子が見える険しい坂の途中にある様です。 長崎は坂の街と言われており、特に目的地周辺の道路は狭く、駐車する場所も殆どなく、かなり離れた場所に2台駐車できるスペースがあるらしいのですが、とにかく出発します。

出島を後にして、先ほど通った市電の蛍茶屋駅の先を右折して、狭い道を登って行く、途中、亀山社中の案内板があり右折、恐ろしい程の急坂をゆっくり下りて、狭小な曲がりくねった道を慎重に通り抜けると、幸いにも狭い駐車場が空いており、何回か切り返してようやく駐車できました。
ここから、「竜馬の道」と書かれた階段を延々と下り、膝がガクガクになった頃、ようやく亀山社中の案内板が見つかり到着した。

山の斜面にある亀山社中記念館の案内人に出迎えられ、しばらく説明を聞きながら見学です。

狭い坂道から長崎の街を見下ろす
1車線しかない狭い坂道から長崎の街を見下ろす。
竜馬の道をひたすら下る。
竜馬の道をひたすら下る。
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膝がガクガクしてきた頃に亀山社中の案内板がありました。
亀山社中記念館
亀山社中記念館に到着
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亀山社中記念館内部、竜馬の着物もブーツもデカイ。
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当時の資料が展示されています。
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教科書に載っている坂本竜馬の写真です。
亀山社中マップ(長崎市HPより)
亀山社中マップ(長崎市HPより)

近くにある風頭公園の案内板を撮った地図によると、坂本竜馬に関する名所は、高低差のある坂道のあちこちに散在しているので、すべて徒歩で回るのはかなり大変です。
亀山社中記念館から車を駐車した場所に戻るには、休み休み倍以上の時間が掛かり、最後の登りは汗だくで死にそう。
やはり、タクシー送迎が良い・・・。


ひと汗かいたら、ホテルのチェックイン時間を過ぎており、中華街の真ん中にある、バスターミナルホテルに向います。
山の狭い道を進み、右折して大回りして山を下り、市街地に入り、中華街に到着し駐車、チェックインです。
夕食までは、シャワーを浴びて、少し部屋で横になりひと休み。

少しウトウトして気が付くと、暗くなったので、中華街に夕食に出ます。

中華街の大門
中華街の大門

極彩色の派手な大門を潜り、中華街に入ると少々暗い、月曜日なので休んでいる店がかなり多く、大きな店しか開いていない様だ。
料理のサンプルケースを見ながら各店を回るが、この中華街で独りだけで、中華料理を食べるのは至難の業だ。
料理を皿単位で注文すると、最近は二皿を食べるのが限界だし、色んなモノが食べられるコース料理は二人前からしか注文できないので、なかなか適当な店が見つからない。
結局、今夜は飲茶の店で、色んな具の入った海鮮皿うどんに飲茶の夕食になってしまった。(^^)

海鮮皿うどん、飲茶
海鮮皿うどん、飲茶
2015-11-16-20.37.05
豪華な外観の店は独りでは食事は無理です。

2015-11-16-20.37.16

食事を終え中華街を出て、腹ごなしに周辺を散策に出掛けます。

さて、今日のシュガーロードの締めくくりです。
ここ、長崎は砂糖が入って来た最初の街、代表的銘菓は、カステラです。 有名な福砂屋以外にも、沢山のカステラ屋があります。 ここ中華街の前にも、元亀堂本舗というカステラ屋があったので、覗いてみました。

元亀堂本舗 カステラ
元亀堂本舗 カステラ
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カステラの切端が売っています。

ここもかなり旧いカステラ屋なのですが、店頭のお買い得品のケースに、焼き上がったカステラの形を切って整える時に出る、カステラの切れ端を売っていました。

カステラ切れ端
カステラ切れ端

切れ端を売っている店は、小規模の自家製造の店に限られる様ですが、昔からある「本日の切端」を、お客様はごく普通に買っています。
自宅で食べるには味は変わらないので充分です。 しかも安い。
カステラの切れ端、長さ30cm位のが2本で何と350円也、カットしたのは一袋250円という値段です。
仕事を終えて帰る途中に、家にお土産に買って帰るには最適ですね。

中華街の北東の繁華街方面にある、銅座(どうざ)に行ってみます。
月曜日は休みが多く、早仕舞いの店も多い様で、20時ラストオーダーでは、今から入る訳にはいきません。 少し外れに小さなカフェレストランがあるので、入ってみました。 スパークリングワインとおつまみを注文し、マスターとお話してると、やはり長崎でも米軍の兵士の来店が減少し、落とす金も少なくなり、主力の造船業の低迷で景気が悪く、外で飲む人が減ったそうだ。 やはり地方都市では同じ様な悩みを持っているのかな。

カフェレストランでちょっと一杯
カフェレストランでちょっと一杯

一杯だけ飲んで、外に出て大通りに出てみると、西浜町の停留所のベンチに誰か座ってサックスを吹いてます。 これです。

誰かサックスを吹いています。
誰かサックスを吹いています。
2015-11-16-19.44.55
市電の西浜町停留所
2015-11-16-19.45.40
そして隣のベンチには、花売りの少女

長崎の街は早仕舞い、店も閉まって来たので、そろそろホテルに帰って休む事にします。  それでは、オヤスミナサイ。


九州ひと回り (6.博多あちこち)


2015/11/15(日)

今朝は久し振りの快晴だ、シャワーを浴びて出掛ける用意をする。
日曜日なので、同じ趣味の友達に会ったり、福岡市を散策する予定だ。
昨夜、食べ過ぎたので朝食は抜いて、早速、天神北のパーキングまで繁華街を30分弱歩いて(チョット遠い)車を出して、小戸ヨットハーバー近くのバイク友達の店に向う。

行き先バイクショップ「ガレージキャノン」は小戸ヨットハーバーの間近で、海の見える素晴らしい環境で、夏季の営業後には「ビアガーデンキャノン」になるそうで、羨ましい限りだ。

ガレージキャノン
ガレージキャノン、素敵なバイクショップです。

店に着くとオーナーのT野さんが顔を出し、出迎えて頂いた。
T野さんとは、4年来のFBバイク仲間だが、元白バイ隊のOBで多彩なバイク歴や段違いの技術・経験持ったエキスパートです。
私もバイクに乗ってアチコチ独りで行くのが好きなシングルライダーで、趣味兼仕事でバイクや自動車の中古車販売をやってる関係で、T野さんは、バイクの情報始め修理や仕入・販売に関する、私の先生という訳です。

ガレージキャノン店内
ガレージキャノン店内

ここ1年半ほどのご無沙汰をお詫びし、久し振りのご挨拶を済ませ、店内に陳列してあるバイクや業界の最新の情報について、バイク談義が始まると、話はとどまる所は無く、あっと言う間に予定の時間が経過、楽しいひとときを過ごす事ができた。
今後のバイクや関連商品の入荷情報や、私と同じ趣味のヴィンテージ品や旧いメカモノ、美術品の情報交換をお願いしてお暇する事にした。

ガレージキャノン


今日は朝食を抜いたので、そろそろお腹が空いてきた。
帰り道にFB友達のやっている、「あごだしラーメン 五島軒」があるので、少し時間は早いが食べに行く事にした。
大濠公園の1本北にある、那の津通りを探すと、すぐに店は見つかった。 少し離れたパーキングに駐車して店に入る。
かなり広いスペースにテーブル席があり、既に二組程食事をしているので、まずは、あごだしラーメンを注文する。

あごだしラーメン
あごだしラーメン

あごだしラーメン 五島軒 、Now!

素晴らしい香りの五島列島のあご出汁は勿論 最高ですが、麺や玉子のゆで具合と相まって、一口食べると深い味が実に美味い!
思わず、幸せな顔になります。

カウンター内のTオーナー
カウンター内のTオーナー

二組のお客さんが帰り、店内が空いて来ました。
奥のカウンター内で調理しているのがオーナーのTさんの様だが、これから昼食時間帯になるので、今のうち挨拶だけはしておこう。
ご挨拶すると、すぐに分かって、カウンターから出て来られました。
お話を少々しているうちに、記念写真を撮ろうという事になり、パチリ!

五島軒オーナーのTさんと記念撮影
五島軒オーナーのTさんと記念撮影

お昼近くになり、お客様が入って来たので、再会を期して失礼する事にしました。 又、あごだしラーメンに惹かれて福岡に来ますね。
五島列島のあご出汁の味と香りが病みつきになりそうです。
ご馳走様でした。


今日始めての食事を食べてエネルギーを充填し、これからサイクリングが趣味のFB友達、Yさんと待ち合わせ、私の小さい頃住んでいた箱崎あたりを探索する予定だ。
待ち合わせ場所は、車を駐車しているパーキング近辺のKBCビル前、車より自転車を下ろして待ってると、「郡さん」という声が聞こえ、無事待ち合わせが出来た。 Yさんはサッカーチームに入って活躍しているOLさんで、男性に混じって練習をする程パワフルな頑張り屋さん。 小生が自転車を積んで博多に来るというので、一緒に博多を自転車で走ってくれる事になった。

早速、目的地の箱崎に向けて出発、北東方向に快調に自転車のペダルを踏んで進むと直ぐに、弁天橋と大黒橋を渡り那珂川を越える。
川岸を右折して昭和通に突き当たるが、ここは昨日行ったブリティッシュパブの近く、自転車で走るとすごく近い。 博多は自転車で走ると早いし丁度良い大きさの街だ。
昭和通を左折してしばらく直進すると御笠川だ、石堂大橋を渡りしばらく行くと、もう県庁が見えて来た。
まずは、県庁の南東側にある東公園に行ってみる。
ここは、幼い時に父母によく連れられて来た、懐かしい場所、記念にスナップを一枚撮ってもらった。

東公園の日蓮上人像前で
東公園の日蓮上人像前で

東公園を出た先に、老舗のカレー屋さんを見つけた。
食事がまだだったYさんに付き合って、カレーを食べる事にする。
ネットで調べたところ、この湖月カレーは以前中洲にあった店で、当時、30席しかない小さなカレー屋さんなのに、最盛期には一日、3000食を売ったという伝説の大繁盛店だったが、10数年程前に閉店、このカレーの味を惜しむ有志から、復元する話が起こり、当時の従業員も見つかって、この地で湖月カレーを再現したという話だ。 まずは名物の湖月カレーを注文する。

以前中洲にあった老舗の湖月カレー
以前中洲にあった老舗の湖月カレー
名物 湖月カレー 伝統の味
名物 湖月カレー 伝統の味

すぐにカレーが出来上がり、テーブルの上に大皿が置かれた。
湖月カレーはソースたっぷりのサラサラしたカレーで、昔ながらのスパイスの効いた懐かしい味、美味しくてたちまち食べてしまった。 食休みしながら、旧い町並みが残っている地区はどこか調べ、店の裏にある九州大学病院の方へ行く事にした。

自転車だと、九大病院はすぐ近く、数分で到着です。
ここ、九大東門前辺りは、馬出(まいだし)という地名で、昔の市場跡の建物がまだ残っています。 当時、まだ珍しかったアーケード市場があった跡です。 多分、この近くに両親と3人で住んでおり、毎日、ここに母と一緒に買い物に来た筈です。

九州大学病院入口にある昔のアーケード街跡
九州大学病院入口にある昔のアーケード街跡
PB150918
ここが賑やかだったアーケード街の跡です。
PB150919
アーケードの奥には、もう天井はありません。

この九大東門から、筥崎宮に向って北東に延びる、昔ながらの道沿いには、旧い店や家が未だ沢山残っており、昔住んでいた頃の雰囲気が残っています。 この道を辿って、当時の痕跡を探す事にして出発します。 この辺りは旧い食堂や料理屋が数軒あります。

九大前あたりや
九大前あたりや

馬出旧道2

馬出停車場、旧電車線路跡
馬出停車場、旧電車線路跡

ここは路面電車の線路跡で、今でも石造りの馬出停車場跡が残っています。 前方の信号の所が踏切跡で、左右の道が先ほどから通って来た、九大から箱崎への旧道です。
下図のS字に曲がった線路の馬出停車場の辺りです。

馬出旧道、電車通地図
馬出旧道、電車通地図 (馬出にある福岡市内電車の痕跡より)

この地図の大学前~西本町~本町~馬出~東宮町~箱崎八幡宮 辺りに旧い建物が残っており、当時の路面電車のS字カーブを描いていた線路跡の道路にも色んな痕跡が残っています。

馬出旧道4
旧道から見た前方交差点は、路面電車踏切跡です。 

この近くに当時住んでいた家があった筈ですが、旧い住宅は余り残っておらず、今は何処だったのか全く分かりません。
住んでいた家の近くには、確か金魚屋さんがあったと思いますが、今は金魚屋さんも見当たりません。
自転車で懐かしい旧道を進んで行くと、当時の旧い店らしい飲食店や商店がまだ数軒残っていました。

馬出旧道3

筥崎とろろ
筥崎とろろ、美味しそうな昔からの店です。
ナガタパン
いまでも大人気のナガタパン
筥崎宮
筥崎宮、鳥居がずんぐり太い

ここは、父母に連れられて、お祭りを見に来た、筥崎宮です。
懐かしいなぁ、ここから海まで続く参道が延びています。
露店が出ているので、ここでひと休みします。

梅ヶ枝餅の露店
梅ヶ枝餅の露店

Yさんは梅ヶ枝餅が大好きで、おごってくれるそうです。
威勢の良いお兄さんに焼いて貰い、焼きたてを貰います。
あっちっちの餅を頬ばり、お茶を頂くと疲れが取れます。

梅ヶ枝餅の茶店
梅ヶ枝餅の茶店で頂きます。

箱崎も大きく変わり、昔の面影は余り残っていませんが、九大病院前から筥崎宮の間は、懐かしい街並みが少しは残っていました。
今度来る時は、旧い料理屋を訪ねて、伝統の味を味わってみたいものです。 そろそろ箱崎を後にして、博多の街をサイクリングしながら戻る事にします。

博多らしい場所という事で、川端方面にハンドルを切ります。
昔の路面電車の跡らしい通りを辿って、真直ぐに上川端へ向って快調なサイクリングです。 高速の下を潜り冷泉公園通りを進むと上川端商店街に到着です。 ちょうど商店街は大売出しの様子、自転車を停めて散策する事にします。
商店街は「せいもん払い」で大賑わいです。 この商店街では、様々な専門店が各々の商品を、大棚ざらえの様に、大安売りをしています。

上川端商店街、せいもん払い

せいもん払い(上川端商店街HPより)

せいもん払い抽選所
せいもん払い抽選所(上川端商店街HPより)
せいもん払い(上川端商店街HPより)
せいもん払い(上川端商店街HPより)

色んな商品が赤札で販売されていますが、自転車で来ており、荷物になるので買うのは諦めました。
商店街のはずれに来ると、あの有名な「かろのうろん」がありました。 博多うどん独特の全く歯ごたえのない、柔らかな美味しいうどんです。
(かろのうろん=かどのうどん)

かろのうろん
かろのうろん

上川端商店街を戻る途中に、華やかな山笠が展示してありました。 この辺りが、博多祇園山笠の本場なんですね。

博多祇園山笠
博多祇園山笠

博多サイクリングや、上川端商店街散策で、かなり広範囲を回って来ましたが、走行キロは15km位、散策は1時間半位でしょうか、出発点に戻る事にし、サイクリング終了です。
この後、各々自転車を片付け、近くの居酒屋で軽く一杯やって帰りました。 Yさん、博多をご案内頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

 

 

 

 


九州ひと回り (5.博多編 スマホ紛失事件!)


2015/11/14(土)

昨夜、少々飲み過ぎたので朝風呂に入り、ゆっくり温まりサッパリした。
今日の予定を確認しようと、スマホを探すが見つからない。
荷物をひっくり返し、上着やズボンのポケットを探しても、結局、何処にも見当たらない。

こりゃ大ごとだ! どうもスマホを紛失したらしい!

スマホ紛失
無くなると身動きが取れない。

慌てて、別途持参してきたタブレット端末で、今日会う予定のFB友達にメッセージを入れ待ち合わせ場所の連絡を入れておく。
電話と違って直ぐに返事は来ないので、朝食を食べてからチェックアウトを済ませ、昨日最初に行った西中洲の店にスマホを忘れてないか、行ってみる事にした。

10分ほど歩いて、その和食店に着いて訊ねると、昨日の忘れものは見当たらないとの事、他の心当たりは、最後に行ったブリティッシュパブだが、店名は定 かではない。
タブレット端末で、中洲川端のブリティッシュパブを探し、Google mapのストリートビューで場所を確認した結果、ようやく店名が判明した。

早速連絡しようと思ったが、周りを探しても公衆電話は何処にも見つからない。 ここで初めて、事の重大さを認識!

今の世の中、大都会でスマホ無しでは、殆どの行動が大幅に制約される事に気が付いた。  今日・明日、会う予定の友達には、まず連絡が取れない事を伝え、連絡はメッセンジャーで行うよう依頼。
しかし、タブレット端末とモバイルWIFIルーターのバッテリー残量はもう僅かなので、電源を切って節約する事にした。
とりあえず、中洲川端の店まで行ってみたが、未だ開店しておらず、後ほど、電話のある場所から連絡してみる事にした。

これから待ち合わせしている、昔の会社の仲間、K君からの連絡確認の為、タブレット端末を開き、メッセージを見る。
先方は車で移動中、こちらも歩いて移動中なので、天神北のKBC近くの道路で拾って貰う事にしたが、先方は停車できる場所を探して連絡するとの事、一旦電源を落とし待ち合わせ場所近くに行き、待つ事にする。
待ち合わせ時間になったので、メッセージ確認すると近くの脇道に停めて待っているらしく、付近を探しに行くとようやく懐かしい顔と対面!
乗ってる車はアルピナブルーのB3に変わってる。 今どき豪勢だな!

今日のお昼は、西区周船寺の「岸川うなぎ」、うなぎどんぶり、せいろむしが美味しいと評判の店らしい。 30分ほどで岸川うなぎに到着、漆喰のなまこ壁の良い感じの店だ。

岸川うなぎ、なまこ壁の建物
岸川うなぎ、なまこ壁の建物が良い感じ。

前もって電話で料理を予約注文し、開店一番に行ったので、座ってお茶を飲んでいるうちに、料理が出て来た。

極上のうなぎどんぶり
極上のうなぎどんぶり、実に美味そうだ。

極上のうなぎどんぶり、うなぎはご飯の下にも隠れており、二度美味しい。 うざくと胆すい、それにお新香が付いている。
一口食べると、外側は、かりっとして中はふっくら、軽めの味はわたしの好み、実に美味い。 久し振りに美味しいうなぎを食べた。
じっくり味わって食べると、関西風の蒸してないうなぎの硬さは感じられず口の中でほぐれる感じだ、ほどなく完食、美味かった!満足。

認定書は、あのミシュランだ
壁に掛かっている認定書は、あのミシュランだ、

壁に掛かっている認定書を見ると、ミシュランにも選ばれてる名店だったのか、これじゃ人気があって混む筈だ。

岸川うなぎのHP


昼食を食べ終わり、K君に携帯を借り、昨夜のパブに電話を掛ける。
オレンジ色のスマホの忘れ物はないか聞いてみると、「お預かりしています」との返事だ! お礼を言って後ほど、受け取りに行く旨を伝えて電話を切る。 治安の良い日本に住んでいてホントに良かった、と心底思った。

これで一安心、近くにドライブに行こうと言う事になった。
ここは糸島半島の入口で、前から興味があった、FB友達の糸島産の特産物のショップが近い事が分かり、連れて行って貰う事にした。
雨脚が強くなった糸島半島を半周し、二見が浦を見学し目的地に到着、なかなか素敵なところだ。

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雨中の二見が浦、伊勢にある名所よりは小振りだ。

2015-11-14-12.07.10
パームビーチ、The Gardens
Market23
Market23

 

 

 

 

 

 

FB友達のTさんを見付けご挨拶するが、連絡もなくお邪魔したので誰だか分からなかった様でビックリさせてしまい、大反省です。m(_ _)m
このショップ(Market23)を拝見すると、糸島の特産物を中心に品揃えし、おしゃれな店内は明るく洗練されており、レストランやカフェ等も経営しているパームビーチグループのイメージで統一されている様だ。
同行のK君も特産物を気に入った様で、値段も手頃だと数種類買いこんでいた。 来週には福岡市のマリノアシティでも販売フェアを行うとのお話で、福岡市でも糸島の特産物が手に入り易くなりそうだ。
外は雨が降っているが、表に出てみると遠くに二見が浦が見え良い景色だ。 天気が良いと、もっと素晴らしい景色に違いない。

彼方に二見が浦
彼方に二見が浦が見え南国ムードが漂う。

この立地で素晴らしい特産物を手頃な値段で販売していけば、固定客に愛される店になるのも遠くはなさそう。
雨も強くなり、ご案内頂いたTさんにご挨拶して糸島を後にした。


スマホを取りに、K君が中洲川端まで車で送ってくれる事になり、一路博多中心部へ向う。 帰りは少々混んできたが、小一時間で到着、ここでK君とは別れる。 忙しいところ、時間を割いてくれてありがとう!
今度は宮崎で会いましょう。

連絡しておいたブリティッシュパブに行き、お礼を言って、スマホを受け取り、アイスコーヒーを注文して、ひと休みする事にした。
スマホをチェックすると、こちらも電池の残量が少なくなっている。
先ずは、今夜会う予定のTさんに電話し、スマホが見付かった事を伝える。 Tさんから夕食前に会って、近くを案内すると言ってくれたので、お言葉に甘える事にし、後ほど博多駅で待ち合わせする事にした。
明日会う予定の人にも、スマホ発見の連絡をして、一件落着だ。
最後に、今日、明日とマンションの部屋を貸して頂ける知人に連絡し、夜の21時過ぎに鍵を受け取る手筈を付け、今日の連絡はすべて終了、何とかスマホの電池も持ってくれた。


15時に博多駅に行き、Tさんと待ち合わせするが、博多口は大混雑で、特に目ぼしい目印もないので、電話で話しながらお互いに近づく事にする。 ようやく向こうから歩いてくる見慣れた顔を見つけた。 スマホが見付かってなければ、待ち合わせは至難の技だったな。
Tさんとは、宮崎に来られた時以来だが、毎日FBで投稿を見ているので、余り久し振りの感じはしない。

早速、博多駅近くにある、東長寺に案内して頂いた。
歩くこと10数分で、博多のオフィス街近くにある東長寺に到着した。
説明によると、東長寺は地下鉄祇園駅のすぐ近くにあり、博多駅からも歩いて行けるアクセスの良い場所にある。
真言宗九州教団の本山で、本尊は弘法大使・空海という由緒ある寺院で、敷地内には六角堂、木造の大仏では日本一の大きさを誇る福岡大仏、黒田家墓所、五重塔がある見応えのあるところだ。

オフィス街の中に東長寺がある。
オフィス街の中に突然落着いた雰囲気の東長寺がある。

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東長寺の周りはオフィス街     黒田家の大きな墓所がある

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朱の五重塔が辺りの雰囲気を引締める。

日本最大の木造大仏をお参りすると、大仏の裏側に地獄極楽巡りという真っ暗なトンネルがあるので行ってみた。 まず地獄図があり、その先は真っ暗な真の闇、手摺を掴んでそろそろと進むが、数分の暗闇のトンネルがとても長く感じられ、段々怖くなって来る。 うっすらと明かりが見えてくると、地蔵菩薩のある極楽浄土に到着、やっとホッとする。
ここは無料なのでオススメです。
ご自分も札所巡りが趣味のTさんのお話では、この東長寺は、九州八十八ヶ所百八霊場第1番札所としても有名らしい。
市街地ど真ん中に、こんなパワースポットがあるとは知らなかった。

今日の夕食の時間にはまだ早いので、博多駅の屋上から福岡市の全景を見ようという話になった。 博多駅に戻り、エレベーターで屋上に行こうとするが、大混雑で中々乗れず10分ほど待ってようやく屋上に到着。 屋上には展望台があり、そこから周りを見回すが、雨の為かすんでおり、いまひとつの景色だ。

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博多駅屋上より 繁華街方面
博多駅ビル屋上より
博多駅ビル屋上より

そろそろ夕食の時間、夕食はTさんの息子さんの経営する、シーフードレストランで、志賀島方面に行く途中の香椎線にあるそうだ。
どの位の時間が掛かるのか分からないが、博多駅から鹿児島本線を北上し、香椎駅で香椎線に乗換えて数駅先の奈多という駅らしい。
博多駅で久し振りに、Suicaを使って改札口を通り、鹿児島本線の電車に乗り、10数分で香椎駅で乗換え、しばらく香椎線の電車が来るのを待って10分弱で下車する。 ここは無人駅なので切符は箱の中に入れて改札を通るが、ICカード読み取り機は設置されているので、タッチして通過した。 歩くこと5分程で、シーフードレストラン アクアに到着。
Tさんのご子息のシェフにご挨拶して、着席する。

シーフードレストラン アクア
シーフードレストラン アクア

今日のメニューは、シェフのオススメ、どんな料理が出てくるか楽しみ。
まずは白ワインを1本取って、乾杯!
まずは近況報告から、ゆっくりと積もる話をしながら、獲れたての新鮮なシーフード料理が次々に出てきて、美味しい食事が始まりました。

まずは白ワインを一本
まずは白ワインを一本冷やして始まりました。
2015-11-14-17.59.29
魚介のスープ
2015-11-14-18.01.22
色んな海の幸が満載です。
2015-11-14-18.18.50
シーフードパスタ
2015-11-14-18.53.07
志賀島の野菜と魚介が満載
2015-11-14-19.38.02
お肉料理も出て来ます。

これ以降のお料理やお酒、デザート類は記録するのも忘れて、夢中で食べた様で、記録は残っていません。m(_ _)m

結局、3時間近く飲みかつ食べて、歓談は続き、そろそろ博多に戻る事にしました。 今日の素晴らしい料理のお礼をシェフに言って、アクアを後にしました。 Tさんオススメのシーフード料理、満腹で大満足です。

詳しくは⇒ シーフードレストラン・アクア


Tさんとは途中の駅で別れ、博多駅に帰ってきました。
博多駅は前日から、クリスマスイルミネーションが始まった様で、綺麗な光のイルミネーションで大賑わいです。

博多駅クリスマスイルミネーション
博多駅クリスマスイルミネーション
2015-11-14-21.06.38
光が強いのか、手振れか?
2015-11-14-21.06.46
クリスマスイルミネーション とっても綺麗です。
2015-11-14-21.07.07
博多駅前

今日、明日とマンションをお借りする、知人のTさんから、鍵をお借りし部屋の使い方を教わる為、マンションまでお伺いします。
予定より少し遅くなりましたが、Tさんにお会いして、鍵をお預かりし、電気やガスやお湯の使い方等を教わります。
大変、遅くまでありがとうございました。 綺麗なマンション、汚さないように使います。 Tさん、二日間よろしくお願いします。
ご自宅にお帰りになるTさんを見送って、ひと休みです。
シャワーを浴びてさっぱりし、寝具を敷いてから、明日の予定を確認しているうちに眠くなって来ました。 今日一日世話になったスマホを充電器に繋いで、もうそろそろ寝る事にします。
おやすみなさい。(-_-)zzz

 


丸野君のお墓参り


2015年12月1日(火)

中学時代の同級生の丸野泰徳君が亡くなってもう10年になる。
偶々、展示会で丸野君の奥様にお会いしてお話していたら、12月1日が10年目の命日になると言う事で、同級生を誘って、小林市のお宅へお墓参りに行く事にした。

当日10時に、カネヤンの家に、I川さん、M浦さんと小生が集合し、車に乗り合わせて小林に向けて出発した。
道中はみんなの近況報告や楽しい話で、既に同窓会気分のドライブになった。 途中、のじりこぴあ に寄って休憩タイム、早速、女性陣は農産物を見た途端、「安い、安い!」と言いながら、買い物カゴに野菜を入れ始める。 荷物になるので、帰り道に商品を受け取ることにして、品物を預かってくれると事になった。 しかも、帰りに寄るなら、併設のバラ園でバラの摘み取りも出来るそうで、合わせて帰りの楽しみが増えた。

のじりこぴあ
のじりこぴあ、ドーム型の売店が特徴
ひなもり銘木
ひなもり銘木

目的地の小林市には、約1時間程のドライブで到着、以前に行った道を思い出しながら到着、ひなもり銘木さんの門を潜り、奥のご自宅まで車を進める。
呼び鈴を押すと、若い女性が出てこられ、お互いに挨拶をすると、息子さんの奥さんだった。  丸野くんの奥様も出て来られ、久し振りのご挨拶を交わし、息子さん夫婦をご紹介頂いたが、長らく銘木の仕事を修行されていた息子さんが、、この5月に名古屋の修行先から帰って来られた時、この奥さんを連れて帰って来られたそうで、跡継ぎ夫婦の誕生も加わり、二重の喜びだったそうだ。

素晴らしい銘木を使った、展示場兼ゲストハウスに案内され、お茶を頂きながら、旧交を温めた後、先ずは丸野君に、各人、順番にお線香を上げでお参りです。

丸野君の仏前に交代でお参り
丸野君の仏前に交代でお参りしました。

新しくお墓が出来たとの事で、小林市のお墓にご案内頂きました。
大きく広いお墓で、墓石や飾り石も珍しい石材で出来ています。

丸野家のお墓に参拝します。
丸野家のお墓に参拝します。
皆で交代にお参りします。
皆で交代にお参りします。

 

石造りの大きなお墓です。
石造りの大きなお墓です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


先ほどのゲストハウスに戻り、丸野君の大好きだった、カレーをご馳走になる事になりました。 このカレーは野菜嫌いだった丸野君の為に、野菜類を食べて貰う為に、奥様が考えたカレーで、とろとろになるまで煮込んだ、このカレーだけは好物になったそうです。

しかし、カレーだけだと思っていた我々の予想に反し、サラダ、前菜、スープと次々に出てくるお料理は、フルコースです。

椿が綺麗です。
椿をあしらったお盆に載せたお茶を頂きました。
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根菜のスープ
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煮豆、サラダ、牛筋の煮物、薄味で美味しい。
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奥様特製の丸野君のカレー
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素敵な硝子容器とお皿に載ったデザート、これも素晴らしい。
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自家製の珈琲、器も趣があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


てっきり、カレーだけだと思っていた我々ですが、フルコースを頂き、おすっかり腹一杯になりました。
食事中の奥様のお話では、丸野君の亡き後、銘木店の家業を継いで、ゼロから仕事を覚えた事、商品を20トントレーラーと10トントラックに積んで、木場の材木市場に持ち込み、セリにかけて販売した話や、材木運搬用の重機の免許を取った苦労話などお聞きし、ようやく息子さんが跡継ぎとして帰って来た喜びを語る姿には、外見の優しさからは想像できない逞しさには、皆、感服の念を抱きました。
我々もこれから、お手伝い出来るところは、応援して行きたいものです。

すっかり長居をしてしまいましたが、息子さん夫婦にもご挨拶して、お暇して来ました。 これから、息子さん夫婦に家業を引き継ぐという、大仕事が残っていますが、家族みんなで楽しくお仕事が出来ます様に、願って小林を後にしました。

帰路では、のじりこぴあで、自分の好きなだけ、バラ摘みをして、お土産にして帰ったのは、言うまでもありません。

 

 

 

 


九州ひと回り (4.北九州~津屋崎~博多)


2015/11/13(金)

おはようございます。

雨に煙る関門海峡
雨に煙る関門海峡

目覚めて窓の外を見ると、今朝の関門海峡は煙っています。
今日は夜まで特に予定もなく博多までの移動日です。
北九州まで来たので、シュガーロード(旧長崎街道)の基点に行って、江戸時代に長崎に伝わった、砂糖を運ぶ「砂糖の道」沿いに発展したお菓子の歴史に思いを馳せてみたいと思います。

ゆっくり朝食を食べながら、博多までのスケジュールを立てます。
先ずは、旧長崎街道基点の小倉の常盤橋~八幡区の入江製菓~津屋崎(昼食)~宮地嶽神社~姪浜の仕事友達の店~博多最安の駐車場に駐車~夜は中学時代の友人と食事、今日の予定は仕事少々で、後は友達と会ったり前から行きたかった場所の散策です。

朝、10時にチェックアウトして出発、小倉に向います。
小倉へは約10km、常盤橋を探しながら約30分で到着、
車を石畳の旧長崎街道に停めて、雨の中を散策します。
(画像はクリックすると拡大します)

小倉の常盤橋、旧長崎街道の基点
小倉の常盤橋、旧長崎街道の基点です。
2015-11-13-10.23.38
長崎街道(シュガーロード)ルートマップ

2015-11-13-10.25.57

2015-11-13-10.24.50
旧長崎街道基点           常盤橋

旧長崎街道(シュガーロード)基点を出発して、八幡区の入江製菓を目指します。
入江製菓は、今でもポルトガル伝来の金平糖を作り続けているメーカーです。
ここは工場なのですが、無理を言って在庫から、金平糖とニッケ飴、チャイナマーブルを2個ずつ分けて箱に入れて頂きました。
これから行く博多の友達への手土産にするつもりです。

2015-11-13-11.05.52 2015-11-13-11.11.18

ここから、玄界灘の海岸線に出て、一路、津屋崎を目指します。
津屋崎まで40km弱、1時間20分程の行程です。
雨交じりの海岸線を、福津市方面へ快適な道路を走ると、宗像市を過ぎ、津屋崎の旧い町並みに入る。  目的地は、津屋崎で最初に古民家を再生して、食事と民芸の店「ギャラリー蔵」を営業されている店だ。 今日のお昼は、ここの名物の 魚介ラーメンと鯛茶漬けだ。 以前から美味しそうなので、近くに行ったら食べに行きたいと思っていた。
すぐに建物は見つかり、早速、古民家の座敷に入ると、先客が2組食事中だ、空いているテーブルに座り、メニューの中央にある、名物メニューを注文する。 待つことしばし、じゃじゃ~ん、鯛茶漬けと魚介ラーメン登場です。

2015-11-13-12.29.31
ギャラリー蔵 津屋崎さんの名物、魚介ラーメンと鯛茶漬け

魚介ラーメンは、濃厚なとんこつ系だが、かつお節などの魚介系の風味が効いており、麺はストレートの細麺で、チャーシューと青さ海苔が乗っかっており、塩気は薄めでとても素晴らしい味で、小生の好みだ。 合間に鯛茶漬けのさっぱりした味と香りで、舌を休めながら食べると、丁度良い組み合わせで、味に飽きる事がない。
夢中で食べているうちに、10分ほどで完食してしまった。

食べ終わって、店も空いて来たので、ご主人がいらっしゃるか聞いて見ると、生憎、今日は会合で出掛けられているそうだ。
ちょっとお会いしてご挨拶して、古民家も見学したかったが、次の機会にゆっくり再訪する事にして、先ほど小池製菓で求めた、金平糖他三点セットをお渡し頂く様、お願いして店を後にした。


津屋崎の近くに、古くからの由緒ある宮地嶽神社があり、福岡の友達から一見の価値があると言われていたので、今回、立ち寄る予定にしていた。 平日なので参拝客も少なく、神社直近の駐車場に車を停めて、境内に入ってみると、巨大な注連縄が目に飛び込んで来た。 これです。

2015-11-13-13.14.47
宮地嶽神社の大注連縄

近ずくと、落っこちて来ないか、身の危険を感じるほど巨大だ。
この注連縄は、神社の専用の田んぼで刈った藁を原料に、毎年11月から1ヶ月かけて、延べ1500人の氏子が縄をなって、12月中旬、長さ11メートル、直径2.6メートル、重さ3トンの大注連縄に仕立て上げ、かけ替えるそうだ。 これをおおしめ祭と言い、この神社の重要な行事のひとつらしい。

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出雲神社と比べても、どちらが大きいかと言う位、巨大です。

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境内は菊の花が綺麗に飾ってありました。
境内は七五三のお参りのシーズンだが、小雨で参拝客はちらほら。

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おみくじを引いてみると、運勢は程ほど。
これから先の運勢は、この程度で充分かな。
これで、今日の津屋崎近辺の予定は終了。

後は、姪浜の仕事仲間の友達に会いに行きます。
ここからは海岸沿いの道を通り、福岡市に行き、都市交通で姪浜へ向えば、30km弱の道のりです。

国道と都市交通を乗り継いで、約1時間で姪浜に到着です。

姪浜に到着です。
姪浜に到着です。

姪浜には、ネットショップの販売用商品や、趣味で集めている絵、リトグラフの額装等をお願いしているFB友達のMさんがいて、ここ1年半程ご無沙汰しているので、久し振りに挨拶に来ました。 こちらにはリトグラフの額装前のシートを5~6点と、展示して販売をお願いしている作品を預けています。
久し振りのMさんとお会いして、最近の美術品動向や、共通の趣味のバイク談義に夢中になって、語り合うこと2時間、これからは福岡に頻繁にお邪魔出来るので、再度、お仕事の継続をお願いして来ました。


さて次は、これから3日間滞在するので、博多で一番安い駐車場に車を置きに行きます。 場所は天神北の内緒の場所です。
何と、24時間入れっ放しで、1000円です。
(場所を知りたい方は、直接メッセージ下さい)

目的地に、下道で30分弱で到着しました。
ここです! 運よく空いていました。
この写真の料金と、周りの様子は、現在は違っています。

博多最安のパーキング        博多の繁華街では最安のパーキングです。


今日の宿泊先に荷物を置きに行って、しばらく休んだら、中学時代の友人と待ち合わせです。 いつもの天神のパルコ前で待ち合わせです。 ジャスト18:30、友達のO君がやって来ました。
久し振りに会うと懐かしさで一杯です。 今日は西中洲のふぐの店に連れてってくれるそうです。 ふぐを食べるのは、久し振りです。

歩いて約10数分、「ふぐ大将 いし松」に着きました。
何だか美味しそうな店です。

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ふぐ大将 いし松

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今年は初めての てっさです。 薬味を包んで食べると実に美味い!

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2015-11-13-19.37.50博多で食べる、てっちり、美味しくて温まります。
それに、久し振りの親友との話は尽きる事がありません。
ふぐ料理を食べながら、かつ盃を傾けながらの
至福の時間を過ごす事が出来、満足、満足。
最後は雑炊にしてすっかり満腹になりました。
ふぐ大将 いし松、大満足でした。


少々、話し足りず飲み足りないので、2次会は中洲川端のブリティッシュパブ、に行きウイスキーのオンザロックでもう一度乾杯です。

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しかし、このオンザロックのお陰で、翌日は大変な目に・・・

何が有ったかは、明日の朝のお楽しみ!

つづく


九州ひと回り (3.田川~門司港レトロ)


2015/11/12(木) つづき
今日は専門分野の話もあるので、イントロがチョット長くなります。  お時間の有る方はお付合いよろしくお願いします。

宇佐市を後にして、次の予定の筑豊地方、田川市にあるラピュタファームへ向いました。
私の故郷の宮崎でも、第1次産業の農林水産業が産業の中心ですが、今後の対外競争力強化と付加価値増大による生き残り策として、若い仲間達を中心に、生産(1次)×加工・製造(2次)×販売(3次)=6次産業化を目指しています。
私もその実現の為、色んな相談やお手伝いをしていますが、今迄、全く競争意識がなかった生産者の皆さんにとっては、熾烈な生き馬の眼を抜く、2次・3次産業への参入は極めて高いハードルが待ち構えていると言えます。

知り合いや仲間達との話の中でも、農場や果樹園に併設して、直売ショップを作るとか、農園レストランを開いて、自分で作った採れたての野菜や果物を使った、美味しい料理を提供したら評判間違いなしと、希望に眼を輝かせている方もいらっしゃいます。

しかし、現実には、製造・販売業、レストラン等の起業独立を目指して開業された方々、しかもその道で実務を経験された方でさえ、起業5年後の生存率は15%、そして10年後は6%に過ぎず、20年後は僅か0.3%しか残らないという、厳しい現実があります。
現状を知らずして、生産者の方がそのまま起業されたら、その成功率は更に低いものになり兼ねません。 いくら補助金があるとは言え、数年間は持ちこたえられても、継続的な利益は確保できず、廃業するしかなくなってしまいます。

実際に九州各地で話を聞いても、農産物の直売所に比べると、格段に加工度が高く、衛生管理やサービス提供が伴う、農園レストランの成功例は数少なく、殆どが採算レベルを大幅に下回り、規模やサービスの縮小、或いは家族経営で出来る範囲の業態に変更されたり、経営不振の為、廃業されたりするケースが見られる様です。

データによると、農園レストランは、2011年度全国で1350事業体あり、都市部の小規模レストランレベルの年間売上5000万円以上(月416万円以上)は、僅か、6.6%の89事業体しかなく、それ以外の1261事業体の殆どが個人営業レストラン規模だと思われます。

ちなみに農園レストラン全事業体の平均売上高を算出すると、年間売上は1473万円(月123万円)という規模になります。
この売上を前提に、通常のレストランの様に、従業員を雇って部門別に配置して組織的なオペレーションを行うとしたら、原価・人件費・経費・償却費等を差し引くと、収益を確保するのは極めて困難だと思われます。 小規模経営ゆえに、必然的に家族的経営にならざるを得ない状況が推測されます。
更にこの内、全事業体の約50%を占める小規模の個人事業体、年間売上500万円以下(月売上41万円以下)の場合は、費用を捻出するのが精一杯で、経営者個人や家族の人件費も出ないケースが大半だと推測されます。 (  参照資料: 農林水産省「6次産業化総合調査」)

そこで、九州内で数少ない、お客様が行列をなして、大繁盛だと評判のラピュタファームを訪問し、その繁盛の秘密と、レストラン運営の実際を目の当たりにし、これから農園レストランを志す、九州の若者達のお手本としたい、というのが今回の目的です。 (前置きが長くなり申し訳ありません)


さて、宇佐市を出発、ナビをラピュタファームにセットし出発です。
国道10号線を北上ししばらくは単調なドライブが続きます。 英彦山が見える辺りから、左折して田んぼ道、山道を走って約1時間45分、そろそろ方向感もなくなり、現在地も定かではなくなった頃、山中のカーブを曲がったら、目の前に案内板が現れました。

ラピュタファーム、到着です!

 

ラピュタファーム案内
ラピュタファームへ行こう!(和水町HPより)

 


以下、ラピュタファームのHPより。

果樹園の中のレストラン

田川の風土が育んだ食材と手作りのやさしさを味わってください。

vision07ラピュタのランチバイキングでは新鮮な地元野菜や、厳選した体にやさしい調味料などにこだわり、真心込めてテーブルにお料理をお出ししています。

ラピュタのレストランでは、約60品の手づくり料理に、約40種類以上の野菜や果物を用い、そのほとんどを園内産か地元産の元気な素材でまかなっています。
また調味料についてもミネラルを含んだ「喜界島のザラメ」や、下関市立病院アレルギー外来推奨の「無添加の菜種油」、畠中育雛場の「元気卵」など体に優しい調味料を使用しています。
さらにラピュタ自家製パンやピザ、ケーキ、焼き菓子など小麦は全て国内産を使用しています。

お客様にほんのひととき、心に、体に優しい時間を過ごして頂く事。 それがラピュタの願いです。

まず、ラピュタファームのレストランの様子をご覧下さい。

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ラピュタファーム、レストラン

ラピュタファームの手作りのバイキングレストランです。

バイキングレストラン
バイキングレストラン
自家製ジュース、ドリンク
自家製ジュース、ドリンク

自家製パン、ケーキ

自家製パン、ケーキ

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自家製料理の数々1
バイキングメニュー
バイキングメニュー
好きな料理を好きなだけ
好きな料理を好きなだけ

(クリックすると拡大します)
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色んな手作りの料理で大満足、沢山お替りをして、お腹一杯です。
尚、すべての料理はレシピー公開で、自由に自宅で再現できます。

さて、レストランの外で、ちょっとひと休みです。
ファームの中には色んな建物が散在しています。
まずは、ショップ部門を見学です。

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少し離れたところにあるのは加工場、ここで加工作業をやったり、ショップで販売している商品を製造しています。

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加工場の中には、加工機、シンクや調理台など、様々な調理・製造設備が設置されています。

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今回、田川にあるネットビジネス仲間の、YさんとMさんにラピュタファームにお連れ頂き、お知 り合いのラピュタファーム代表取締役の杉本 利雄さんに、お話を伺うチャンスを作って頂きました 。

沢山の女性中心のお客様達が、行列をなして山奥のラピュタファームに押し寄せ大繁盛が続いています。 ここで食事するには、必ず予約してから行かないと、大行列のあげく時間切れで食事できない可能性もありますので要注意です。


しかしこの大繁盛のレストランも、杉本社長のお話を聞くと、レストランを始められてから、ずっと順風満帆で大繁盛だった訳 ではなかったそうです。
15年以上前の営業開始の際には、果樹園レストランが珍しく、お客様も多く順調にスタートしました 。
しかし数年経つと、当初の人気も翳り始め、何よりレストランの組織運営やオペレーションの質が低 下し、客足の低下と収益の悪化により、やむを得ず休業せざるを得ない状態となったそうです。

この大ピンチの時にレストラン業務に、初めて真剣に取り組んだのが杉本社長でした。
それまで任せっきりだった、レストラン経営の全てを見直し、業務上の課題をすべて抽出して、レストランのポリシー立案から、業務の指揮命令系統、組織体制を再構築され、本当にお客様が喜ぶレストラン造りを実行 されました。
又、独自のマーケティングで、材料はすべて、この果樹園で採れたものか、地元産の農産物だけ(肉・魚無し)にし、メインターゲットを、健康志向のミドルエイジの女性に絞り、斬新なメニュー立案と調理技術を持つ女性を調理の責任者に抜擢し、調理部門の運営を任せ、責任体制を構築。 もちろん、自分自身もオーナーとして現場に立ち、直にお客様に接する体制を確立 されました。

こうして再開したバイキングレストランは、徐々に客足を取り戻し、女性中心のお客様の口コミや雑誌のPR効果もあり、一年後には行列が出来るほどの状態になりました。
最初の頃は、特に男性からは少しでも良いから、肉や魚のメニューも欲しいと言う要望もありましたが 、今ではすっかり認知され、誰も不満や注文を付ける人はいないそうです。
現在では、毎月メニューの70%を新しく入れ替える、月替わりメニューを楽しみに、常連のお客様が継続的 に来店される、九州を代表する果樹園レストランの大繁盛店になりました。

杉本社長のお話を総合すると、果樹園に付属しているレストランというレベルを超えた、都市部の大繁盛店と同等、あるいはそれ以上の、独立したレストランのオーナーとしての立ち位置で、強力な顧客志向のマーケティングの採用と、お客様の目の前で製造と販売とサービスを行うという、高度なレストランのオペレーショ ンを実現された事が、成功の大きな要因に間違いありません。

しかし、杉本社長の目標はこれに留まりません、ようやく軌道に乗ったとは言え、まだまだ抱える課題は残っており、今後は現状の品質を保ちながら、業務が集中している従業員の負担の軽減や交代要員の育成を目指し、高くなり過ぎている材料原価の適正化や、お客様の待ち時間減らす為の食事時間の2回転化、冬季や閑散期の楽しいイベント企画などお客様のサービスレベルの向上と、収益の安定化を次の目標とされているとの事、今までの経営改革に飽き足らず、更に加速されるなど、素晴らしい経営哲学をお持ちの様です。

raaputa6杉本オーナーのスタート時のご苦労話と、様々なアイデアと試行錯誤で課題を解決して、現在の姿になった経緯をお伺いしてきました。

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杉本オーナー、Yさん、Mさんには、お忙しい中、お時間をお取り頂き、ありがとうございました。
やはり、お話をお聞きすると、最初から順調に業績を伸ばして来られたのではなく、自前の果樹園の素晴らしい産物を美味しく調理して提供するというだけに留まらず、繁盛レストランと同等以上の、マーケティング技術の活用、それに加えて、レストランを運営する為の、加工調理技術や、組織構築など、今までの生産者の枠を越える、アイデアの数々と努力を重ねられた結果が、この大繁盛をもたらしたと、納得できました。


美味しい食事と、素晴らしいお話を聞いた、余韻も冷めないうちに田川を後に、今夜の宿、門司港レトロ地区に出発します。
Yさん、Mさん、又お会いしましょう。

青春の門で有名な、香春岳の一の岳
田川市内から見える、青春の門で有名な、香春岳の一の岳は、掘削でこんなに平らになってしまいました。

田川を出て、一路北九州門司港へ、約50km、1時間の行程です。
ところが、門司港の出口を降り間違え、道路標識は「この先山口県」!
下関ICで一般道路に下りましたが、中々元の道には戻れません。
結局、50年前に通った事のある関門トンネルを潜って、門司側にたどり着きました。 ここらは高速道路や都市交通、一般道が入り混じっており、ようやくナビの指示に従い、ホテルに到着しました。

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門司港レトロ地区にようやく到着

ホテルにチェックインして、夕食は門司港レトロ地区へ、シャトルバスで3分で到着です。 港の灯りがロマンチックですが、生憎ひとり旅です。

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門司港レトロ、港町の灯りが良い感じです。
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埠頭のお店は最近出来た食堂ビル、雰囲気はいまひとつ。
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埠頭には、バナナマン?と、茄子マン?
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向こう側にある海賊船は、焼きカレーがオススメ。

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結局、夕食は回転寿司の店、ネタはまあまあだが立地的に高め、
ちょっとつまんで、やはり最後は居酒屋に寄ってしまいます。
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すこし外れた場所にあるスナックでもよかったかな?

 


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懐かしい門司港駅、ここから関門連絡船に連結していました。
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門司港ターミナル
ここは、昔と換わらない雰囲気です。

ロマンチックな門司港レトロ、独りではあんまり盛り上りません。
ホテルの隣のコンビニで、ビールとつまみを買って帰り、
風呂に入った後に、ゆっくり一杯やる事にしました。
それでは、ようやく2日目終了です。
ゆっくりして眠ることにします。
おやすみなさい。

まだまだ、次回につづきます。