春の兆しを見つけました。

2011/01/28  湘南便り by 兼城夫妻 


梅、一輪だけのあたたかさ、かな? 2011年1月28日

 お久しぶり!

とんと、冬ごもりが長くなっています。
年賀状も出さずじまい・・・忙しさもあり、なんだか年中行事なるものに飽きが来た?気分もありで、すみませんね〜
この場を借りて出された方に、ごめんよ!
(楽しみにしていたお年玉抽選、結局、1枚のみ、罰が当たったかっ!)

新燃岳の噴火、大変なことになったね〜。
都城が灰に埋もれている、そんな雰囲気のニュースに驚くばかり。
宮崎市内でも「空震」(くうしん、なる言葉、初めて知ったがナルホドだね)で窓ガラスがガタガタ音をたてるという。

そして、そして、新知事が誕生すると決まって起こる”鳥インフル”それも拡大するばかり・・・
東国原氏、どっかでホッとしているこったろうね。

誰に責任を問うというわけにもいかず、ただただ空を見上げ、目の前の灰を片付ける・・元気な鶏までも殺処分しなきゃならない追われる日々、想像を絶する難儀。
政府に何か期待を、と思っても菅政権、あてならないこと昔の自民党並み、ですから。


さて、いい話もどっかには転がっているようです。
そのひとつ、転がっているというより、見上げる天で、H2Bロケットが打ち上げた「こうのとり」が国際宇宙基地ISSとドッキッグ成功!という話し。
改めて凄いこと、とても想像できない快挙だとひとり喜んでいるのです。
上空350kmの周回軌道を時速28,000kmで飛んでいる「国際宇宙基地」とドッキング!
信じられます?
時速28,000kmを秒速に換算すると8km!この早さ、ライフル銃の弾より早いんだって!

それを地球の基地から無線誘導して近づけ、(あの無限に広がる宇宙の中で、だよ)・・・信じがたいことを人間はやっているんだよね。

日本の科学者、おおいに胸張って良い、そんな快挙をまたやっている、そんないい話。


悪い話しと暗いニュース、アホらしい論議と混乱の経済、夢も持てない就職難の若者達と先の見えない定年後のわれわれ・・・ま、そんな時代だからこんなニュースも喜ばなきゃ。

さて、「梅、一輪だけの・・」、会津は知らんが、ここ、神奈川県の湘南地方には小さな春が来ていました。
宮崎だって春まだ遠し、だろう?

その写真を送ります。
今回は、ちょっと多めです。多くなってもはき出したくなるくらいの気分なんですよ。


神奈川県の中部、小さな「二宮町」というところの小高い丘「吾妻山公園」での写真です。

まず、鼻先をかすめ、漂ってきたのはスイセンでした。


誰がみてもこの花の清楚な雰囲気には
癒されます。

なんでこんなに汚れなく咲けるのだろう、
不思議なくらいです。

白と黄色のただそれだけの花、
それにすっくと伸びた緑の葉っぱ、
これだけですが、印象に残ります。

300段の階段を登るのだが、その途中に
こんな花が出迎えてくれる。

小さな町の心遣いをかんじました。



これが一番匂います。
鼻を近づけるまでもなく、そこら一面、香りが漂っていました。微風、おだやかな一日でしたからなおいっそうでした。



スイセンの八重、これは匂いはするがちょっと薄められているかな?
この八重、いつかじっくり見てみたいが、芯の部分の八重の作りに法則性はあるのだろうか?



こんなスイセンもありました。

匂いは全くなし、それに、色も白一色、初めて見たのですがちょっと不思議な存在感のスイセンでした。突然変異?



さて、山の頂上付近に梅一輪、文字通り、一輪だけが咲いていました。

さすが鼻を近づけないとその甘い香りは感じられません。
次に咲くのは下の小さな開きはじめた一輪でしょう、そして次は上のつぼみ、膨らみかけている一輪・・・本当に、梅 一輪 一輪だけのあたたかさかな・・・です。



吾妻山公園の頂上には菜の花が植えられていました。
満開です!
ココだけは間違いなく”春まっさかり”状態でした。
ミツバチが飛び交うだけでなく、それ以上に多いのは、昔、

乙女だった人たちで溢れていました。
昔、少年だった人たちはカメラで撮影会さながらの賑やかさでした。
われわれも、その一部でしたが・・・



黄色の花、そのバックも薄い黄色模様、うす緑色も春を感じさせてくれます。

花の先の白ぽいのは、すでに散り始めのものです。



これは、数日前なら「おひたし」にできるくらいの、菜の花です。公園を降りて帰る途中、小さな八百屋でおひたし用の菜の花、二束買って帰りました。



写真を何度も見返していると、黄色の花は春を感じさせます。
春にはたぶん、黄色が多いのでしょうが、これは動物・昆虫をその気にさせる色、なんでしょうかね。

頂上からみた、相模湾ののどかな海、これも春ののどかさを感じさせる物でした。

陽の輝きをまぶしいくらいでした。
漁船が数隻・・、風もなく穏やかな海面、のどかな春の一日でした。船の漁師さん達、汗をかきかき仕事に没頭していたか、それとも・・・ゆっくりしようや、と昼寝でもしていたか。




お昼時、たくさんの、昔の乙女と少年達、お弁当を広げていました。
それを見計らって、トンビが一羽、上空で滑空。
とその瞬間、羽をひるがえして急降下、まさに口に入れようとしてたおにぎりを奪う様子が見られました。
ニュースでは見たことがあるが、実際の場面に遭遇したのは初めて。
そんなトンビの写真です。





羽を広げ、滑空する様は羨ましいくらいに勇壮で、ゆったりしたものを感じさせます。広げた羽の模様、ここにも自然のなせる技、美しさがありました。

こんな日の春模様、
ここに来ていた人たち、みな春爛漫の顔をしていたようです。

今も春のわれわれの写真もついでに一枚、ま、お付き合いでご覧下さい。
後ろは丹沢山系、一番右のとんがった山は「大山」です。



長くなりました。
久しぶりもあり、そして暖かくなってきたことで頭が冬眠がからさめ、指も動きだしました。

仕事中?の
かねやんでした。

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