なんだか賑やかなりし故郷/恥について

2007/1/28  みんなよりのメイル集


かねやん 2007/01/24

「なんだか賑やかなりし故郷」が大きな、それもひょっとすると”歴史的”とも言える結果でさらに「賑やか」になったものだね。

みなさん、お久しぶり!

前回、こんな件名で書いたのは06/12/11、つまり1ヶ月半も前のことだった。
それは”そのまんま東”氏が「宮崎県知事選挙出馬声明」を出した直後のメールでした。


出馬するらしいということが噂として流されていたとはいえ、やはり、えっ!?と驚くことだった。
ごく当たり前の反応として、誰もが相手にしなかった!
笑いの、それも嘲笑のネタにすぎないものだった。
政治的波風の少ない土地柄では、格好の話題となった。
まっ、それは罪のない普通の感覚。

その中に「あんなタレントが知事にでもなったら宮崎県の恥!」というなんとなく高尚な、もっとらしい聞こえる意見もあった。
「経験もなく、宮崎のことをなんにも知らない人間になにができる?」、一見、そりゃそうだと思われそうな意見も・・・こんな否定的な意見が圧倒的だった。
自民党が分裂していたとはいえ、彼が選挙戦の台風の目になるなんて予想した人は、その時点では皆無に近かっただろう。

でも、不思議なものだね、人の心の変化というか物の見方の激変というのは。
こんな結果になるとは・・・100人中の99.8人?がこんな結果を考えてもいなかった。

わたしも同じ。
興味半分で、面白くならないかな〜って程度は考えていたのだがね。

何十年も政治の世界に身を置き、政治を語り、選挙分析・評価のプロと言われてきた人々の”予想”がこれほど破産するのは、痛快でもある。
彼らの権威の化けの皮が剥がされた感じだね、所詮そんな程度、という認識をもてたとすればそれは貴重な財産、大事にしていきたいものだ。
県政に長年関わるのは悪知恵を身につけるだけ、悪臭を発する澱みを作るだけ、という意見がなにか真実の様な気がしてきたくらいだ。

ここまできて、チョット冷静に考えるとそういう激変、うねりを作りだしたその激流に自分自身がいる、ということに新鮮な驚きを感じている人も少なからずいるだろう。
偏見に固執するのは恥の上塗りをするだけ、さっさと”変化”を素直に認めることだろう。

そのまんま東氏から東国原氏に、知事として動き始めて2日間。
選挙戦から表現されていた彼の主張と改革への熱は「宮崎県の恥」どころか、”新しい変化する宮崎”を全国にアピールする上で大きな貢献をしているようだ。
マスコミの一部に、お笑いタレント故の興味、という見方に変化が起きているようだ。

いいことだ。

突然だが、宮崎知事選挙と同日に山梨県と愛媛県でも知事選挙があったということ、皆さん、覚えている?
思い出したかい?それくらい他県の知事選挙など余程のことがないと人々の記憶にのこらないものだ。
そこで、もし、川村氏や持永氏のいずれかが知事になっていたら、・・・山梨県・愛媛県の話題以下になったであろうということは想像に難くない。
あぁ〜〜、と思うが所詮そんなもの。

と、まただらだらと書き始めた。
やめよう、これくらいで。

人が前に進もうというときそれが地獄に向かうものでないかぎり、足を引っ張ることだけはしないほうがいい。
きっと、今までの宮崎よりイメージが良くなることは確かだろうから。
第二のノックにならないことを祈りつつ・・・

かねやん


友人各位

昨日は、京都駅ビル11階のすし屋で坂田浩一君ともこの話題で盛り上がる。

このニュースへの感想の口火を誰が切るのかな?と興味深く待っていたらやっぱりかねやんだったか。
これは予想通り。

ところで、年末に、大阪で津村君がメインゲストで「第1回 関西地区 宮崎市の会」なる100名弱集まった会合があり、松本和一郎君と僕の二人参加。
その折、津村君には「出るんだろ」とカマをかけるが「絶対でない」との強い反応。
それでも民主党あたりからの要請で出るものと推察していた。

さて、ここ数年一連の自民党劇に踊らされ、今の政府にも、国や市、県の役人にもいささかうんざり。
関西では大阪市もひどいが、僕の住んでいる京都市も市役所員の麻薬だの飲酒運転など次々に問題産出。
僕らの宮崎県では汚職で知事は1期もまっとうできずに逮捕という不名誉。
サー選挙となるが、自民党は分裂。
さりとて民主党は対抗馬すら擁立できない体たらく。
そこに知名度のあるタレント候補。

保守地盤の強い土地柄。
直前の報道で「そのまんま東優勢」の報道あるも、僕を含め友人各位もまさかまさかと思っていたはず。

ぶっちぎりの当選後の報道は、かねやんご指摘の通り、他の候補者だったらこうはいかないというような報道過多。
鳥インフルエンザと県議会議長の横着な対応振りなどの事故事象も重なり、どのチャンネルも新知事のはげ頭からスタートする始末。
「ヤフーの掲示板」でも面白い意見が飛び交う。
宮崎県の動きがこれほど日本中から見張られていることも珍しかろう。

何はともあれ、決まった以上は東国原知事には初心を忘れず頑張ってもらおう。
地元在住者は勿論のこと、全国に散らばった元県民も温かく見守り、応援する態度が必要ではなかろうかと思う。

京都在住
植村 一彦


友人各位

宮崎には2年間しか住まなかった私のとって今回の宮崎知事選は、多少は縁が
あるものの野次馬気分以上のものは
ほとんど希薄で、単純に面白がっていました。ただ、何か起きれば面白そうだ
なという期待はありましたが。

見識のある方々の意見としては、深く考えもしない”馬鹿”な県民が単にテレ
ビに出ている面白そうな人だから投票して
みるなんて、カネヤンの言うようにとんでもないことであるのでしょうね。

しかし、私は、たとえ失敗しても、変化があることはいいことじゃないかと思います。
多少難しくなりますが(ほんとは簡単なことなんですが)、簡単には答えが見
つからない難しい問題をコンピュータで
扱う最適化問題という分野があります。答えを探してゆくとある解にたどり着
くが、それが最適な解かどうかはわからない、
ほかにもっといい解があるかもしれない。(局所解) そんなときに意図的に
擾乱を与えてあげると局所解から脱出することが
できて、ついには最適解にたどり着くことができるという手法があります。

いままでの政治状況は、無難な選択として自民党(実際は公明党のおかげ)が
局所解として長期政権が続いてきた
わけですが、ほかにもいい解があるかもしれないけれど、それを引っ掻き回す
擾乱が少なすぎて安定性を保ってきたの
でしょう。それが、状況が変わりつつあり(無党派層の増加)、局所解からの
脱出の機会が増えてきたというところでしょう。

別に特別に民主党を強く支持するというわけでもありませんが、いろいろ試し
てみてダメならとっかえればいいじゃないか
とおもってきましたから、変化の兆しなら歓迎です。

あとは、新知事の「意外にやるじゃないか」という実績を期待したいですね。

たった2年間の宮崎県民だった
黒田でした。


カネヤン & 植村くん

県内在住者から一言。選挙直前の風評から現場では、東国原氏の勝利
の可能性が濃くなってきたと実感したのも事実です。それにしても次点の川村氏
に7万票以上の差をつけての堂々の勝利は予想できなかった。

県外からの暖かい声援に深謝。新知事には宮崎県を変えることと全国へ
アピールすることへの期待は大きいし、選んだ県民も提示されたマニフェスト
を検証していく義務を負わされたわけです。宮崎も面白くなりそう。

古賀


普段めったにスポットライトが当たることのない宮崎が、今や、注目度No.1の県になってますね。
そのまんま東が宮崎県知事選に立候補と聞いて、「へぇ〜!」と、横山ノックの二の舞がチラリと頭をよぎり、
選挙戦終盤になって、彼が本命の川村氏に次ぐ二番手で善戦してると聞き、「え〜っ?」と、
選挙結果が楽しみになり、(1位との差がどれ位になるか、という意味で)
そして、投票日、なんと開票直後に出た「当確」の速報に、「うそ〜っ!」と、ビックリ!
しかも、圧倒的大差をつけてのトップ当選だなんて、またまた、ビックリ!

残念ながら、あの保守的な土地柄と県民性では、なかなか思い切った「変革」は期待できないな、と思って
いただけに、誰もが予想もしなかったこの結果に、「へぇ〜、宮崎もなかなかやるじゃん!」と、再認識。
良くも悪くも、今の宮崎のイメージを思い切って変えられる可能性を持っているのは彼ぐらいかな、と思うので、
まあ、イチかバチか、彼に賭けてみるのもおもしろそう・・・と、カネヤンと話しています。

でも、他方でこの結果を嘆いている人達がいるのも事実。
「口の上手いそのまんま東は信用できない。 本気で宮崎のことを考えているのなら、先ずは都城市議選から
始め、次に県議選に出て、宮崎の県政を長年研究した後に、知事選に出るべきだった。」と、言ってる宮崎
県人が私の近くにもいます。

でも、ここのところの東京都の区議や、あちこちの地方市議、県議、そして国会議員たちの、あまりにもデタラメな
恥ずべき実態を見ていると、そのまんま東が、下手に何かと地元にしがらみの多い市議や県議を経験し、その間
に、いつの間にか「悪しき慣習」に鈍感な「政治家のプロ」になってしまうより、いきなり知事選に打って出て、
素人が故の思い切った県政を試みることの方が、やってみる価値があると思います。

「新知事の思い通りにはさせん!」と、手ぐすねを引いてる県議会を相手に、彼の前途は多難。
もしかすると、挫折失敗する可能性もあり、かもしれないけど、たとえ失敗しても、そこから何かが変わって行く
ことが大事だよね・・・と、私たち夫婦は、新知事にエールを送っています。

帰省する度に橘通りの活気の無さを切実に感じているので、彼自身の名誉挽回と、郷土宮崎の元気挽回の
ために、とにかくガンバッテもらいたいものです。

久世さん


チャーミー、カネヤン、植村くん、クロケン 皆さんへ

これほどまでに各方面から声援を送られている新知事もめずらしい。
それだけに宮崎県民はもとより全国からの期待も大きいし、県政の
トップなるが故に持つ孤独感にも打ち勝たねばならないでしょう。
あせらずじっくりと脇を固めて県政の取り組んでほしいですね。

田中秀征氏のエールを紹介、下記URLを開いてみて下さい。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/070125_13th/

古賀


カネヤン、ヤスさん、カズちゃん ほか

久しぶりに開封したら知事選でにぎやかだったんだね。遅れながらで白けるでしょうが・・・・・
汚職での選挙では官僚出身者では何も変わらないので無色の「そのまんま東」
に票が集まったのは宮崎の良識かもね
宮崎と言う保守大国で長年自民党系が知事を務め、温和であったが・・・
宮崎では黒木知事の多選での汚職が最初で有ったが、保守大国なのかその後も保守系
で何も変わらなかった。安藤知事となって中央とは違った県政に改革の期待が有ったが残念
やはり、権力の頂点に就くと周りの誘惑やら議会対策、選挙対策等々に金が要る。そこに
それを利用したい人間が群がる。その誘惑に負けて今回の汚職となった感じだ。
このような贈収賄は奈良時代から始まった事で永遠の課題だと再認識させられるものだ

「そのまんま東」は日ごろから政治に関係したいと勉強していたと言うから今回のことは
突然の事では無いようです。今までの中央政治からの自立を目指す第一歩としては
しがらみが無く良いかも知れませんね。1期ぐらいは向後ご期待と言うことで見守りたい
と思う。弱点は80%以上の自民党県議対策だろうね(相当邪魔されると思うよ)
いかに県民を見方にして県議と対決するかだが一方を建てると一方が建たないし
私欲を捨てて具体的な目標と展望をわかりやすく説明して行くことではないかな

ようやく6年間の台湾の仕事が完了した(メンテナンスと教育が残っているが私の担当でない)
とりあえず3月末までは台湾の残務整理とお手伝いを依頼されているが・・・
来月から残りの在職中は何をやろうかと思案中のこのごろです

私が言うのは何ですが、台湾新幹線は日本の新幹線より乗り心地は良いです
是非、一度試してください
台北ー左営(高尾)間、最短90分です(1月末までは板橋ー左営間で半額料金)

                                 カッツン

ホームに戻る 次へ