From Aizu! with Love by Oda

雪の会津より第一報お届けします!!
会津特派員:小田 幸男 記



 会津から(第一報)                                         
          
今日は!
ホームページに会津の紹介コーナーが出来ましたが          
第一回のテーマは「福島の友人達」です。
          
登場人物はクロケン、ジョージ、倫子さん、それと小生の4人です。
同窓会の名簿によると私たち4人の住所が最北端のようですね。
こんな所で再会したのも何かの縁でしょうか昨年12月12,13日に
四人で裏磐梯に行き久しぶりに旧交を温めてきました。          

本日はこの4人について記者の知っている近況の紹介から。
          
クロケンこと黒田研一君。
          
会津若松市内にある会津大学のコンピューターの先生です。
裏磐梯の帰途、大学を見学してきました超デラックスな建物と最新の設備
に囲まれ教育と研究に没頭しているようです。
余暇は春から秋はクライマーと写真家になり、雪の季節は山スキー、クロス
カントリーに明け暮れ、夜はクラシックの鑑賞会など会津の生活を満喫
しているようです。記者には目映いばかりのライフスタイルです。
          
ジョージこと阿部成治君。
          
昨年12月12日にラビスパ裏磐梯(温泉、温水プール)で30年ぶりに再会。
最初の一言はお互いに「ヤー」、「ヤー」でした。
時間のギャップがこれだけで縮まるのですから同窓生の間柄は不思議なもんですね。
福島大学の教授で県の建築審査委員会のメンバーとしても活躍されています。
歴史的な建造物や最新の建築物から毎年、表彰作品を選考するために福島県内を駆け
めぐっているようです。
          
倫子さんこと阿部夫人。

やはり30年ぶりでした。
(数年前に東京の同窓会でお会いしましたが、すれ違いでした。)
久しぶりに「小田君!!」と呼ばれましたが当時の感覚の通りでした。
在宅で翻訳の仕事をされているとか。
翻訳はコンピューター上で辞書を使い仲間とネットワークを作っているんだそうです。
          
小生の近況。

去年の3月から単身赴任。パソコン、携帯電話などのコンデンサー部品のタンタルを
製造している会社です。業績が良く快走中です。儲けている時に将来の布石を打とう
ということで研究所を作る仕事で来ました。
          
赴任直後は壁に向かってブツブツ独り言を言っていましたが今ではすっかり会津の生活
に慣れ親しんでいます。          
          
元々、好奇心が旺盛な方でいろんな催しに参加しています。尾瀬にも行って来ました。
特に茸刈り(「天然のなめこに感動」)、山菜採り「ウドの天ぷらは最高、筍の食感最
高」)、ソバ打ち「意外と簡単でした。」)温泉(「料金300円でサウナ付き」)は
病み付きになりそうです。

ゴルフは朝が遅いので助かります。今年は100を切るのが目標です。
バトミントン(「河東町の同好会に所属、記者が最高齢」)を再開しました。
ただ10年以上、遠離かっているスキーは、どうしようか迷っています。
     
水が美味しいところで湧水地があちこちにありコーヒーやみそ汁や炊飯に使うと
まろやかな味になります。
日本酒が美味いことは言うまでもありません。         
          
                    
  以上は4人の近況です。
          
最後に会津の紹介と会津版同窓会(アイデア段階)のご案内を。

会津の中心、会津若松市は人口が12万の城下町です。
豊臣の時代から幕末まで東北の雄藩を押さえる要衝の地として時の権力者により
有力な親藩大名が転封されてきました。
石高は最高が100万石以上の大々名ですがご存じのように戊辰戦争で血祭りに上げら
れ、その後はアンハッピーな歴史を辿ったようです。

ちなみに会津に配属された大名でその後、栄達した人物は一人もいないという
事実があるそうです。(「そうならないように、と気を引き締めています。」)
          
会津人の気質は(女性も含めて)一言で言えば頑固一徹です。
たとえば「薩長土肥」憎しが残っています。 特に薩摩が駄目なようです。
          
先だって全会津バトミントン大会があった時、肩で息をしながら休んでいたら地元の
同年代のおじさんが話しかけてきました。記者の出身地の話になって言うことには
「娘が薩摩人と結婚すると言ったら反対はしない。けれども家には二度と入れないと
言ってある。」のだそうです。
          
「会津の三泣き」という言葉があります(余所者が言い出したんでしょうが)
          
「受け入れられなくて泣く」
 「情の深さに泣く」
  「別れ難くて泣く」だそうです。
          
少々、格好良すぎますが確かにこんな気質でしょうか。
          
次に同窓会のご案内を少々させて下さい。
          
歴史と自然とグルメが渾然一体となった会津で、ちょっとした異体験を味わえることを
お約束します。
          
「ぇぃゃぁー会津磐梯山は宝の山ョー^^^」
頂上から俯瞰する広大な会津盆地・猪苗代湖は正に絶景とか。
五色沼の散策。エメラルドグリーから赤褐色までの色彩は本当に神秘的。
          
湯上りの後のラビスパ裏磐梯の窓に拡がる遙かな飯豊連峰のパノラマ絵巻。
一人でも十分、ロマンチックになります。
         
それから会津は料亭の町としても有名なところ。しかも格安の料金で。
豪華な襖絵、屏風を背に会津塗りの食膳を囲む一時は至上です。
沈黙は金とはこのような時を言うんでしょうか。話はなくても雰囲気だけで十分です。
          
会津若松城の桜の繚乱、「荒城の月」の碑、麟閣(千利休の弟の茶室)。
          
この辺りをアレンジしてミニ同窓会を当地でひらけたらいいねと話し合った
のが去年の12月の同窓会の時です。
ご希望があれば近々、実現したいと思っていますので是非、ご応募下さい。
          
     会津版同窓会のご案内
 
第一日(早朝 東京発)
          
東京→郡山(新幹線1.5時間)→猪苗代町(コース2)又は磐梯町(コース1)
                               (磐越西線 0.6〜0.7時間)
→ 以下、車で移動
          
コース1 健脚向き
磐梯町→八方平→会津磐梯山登山(往復 ?時間)→ラビスパ裏磐梯
                              
コース2 散策向き            
猪苗代町→ 五色沼散策 → 周辺ドライブ → ラビスパ裏磐梯
                  (バードウオッチングなど)
           
全員で宿舎(保養所)へ移動。 19:00〜 大宴会
          
第二日
           
宿舎出発(車)→(蔵の町 喜多方経由)→ 会津若松市内にて簡単な
                           観光と遅い昼食(解散)
          
(オプション)
会津若松市内の夜の観光「グルメコース」(二日目夕食等)
          
料亭の懐石料理と鶴ヶ丘城の桜(開花時期が外れることあり)
→カラオケ(気が向くまま)
→ワシントンホテル(カンパニーレート適用)
 または市内の温泉センターに宿泊 
 
第三日         
 帰京

* 会社の保養所を利用したり車を出したり成るべく経費を圧縮しようと思って
  います。
*参考までに東京からの往復を車の場合は
  川崎インターからの往復で片道8千円+ガソリン代
      (青葉→会津若松間で約350Km)です。
          
                    
次回は第2報「会津・福島4人の日常生活(仮題)」を予定。


    
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