忘年登山

12/16 山岳部:カネヤン

こんばんわ
大雪やら、真冬並みの寒さやら、小春日和やら、今晩のような生暖かい夜やら、
”あれやら、これやら”が続くこの冬です。
 
久しぶりにメールを書いています。
先週の大雪でわが店は突然忙しくなりました。スタッドレスタイヤの交換が理由です。
余りにも忙しく、老体にはこたえる日々です。
いろんな機会に歳を感じますが、最近はとみにそう実感する。
帰宅後こうしてPCの前に座っても、指に細かい指示を出す頭の余裕がないようです。
 
今日はチョッピリ頭をはたらかせましたが、 きっと駄文!です。
 
先日、澄子さん、眞理子さん、文子さん、ヤス、そしてわたしの5人で浅間嶺、尾根歩き
をしてきました。
今年の締めくくり、「忘年登山」です。
 
900mの低山ですが、ごらんのように雪がいっぱい残っていました。
(クロケンから言わせれば、こりゃ序の口だよ、といわれそうだが)
予想を遙かに超えていました。
雪、これをみると人が変わる!これ宮崎人の定説!
いつものことのようだが、今回ほどみんなの顔がゆるんでいるのは見たことがありませんでした。
小さな雪原での雪合戦、その姿は子供そのままです。
楽しくてしかたない、そんな笑顔を紹介します。
 
 先日の同窓会でも見せなか
 ったような笑顔でしょう!
 
 55歳、という年齢と恥じらい
 などみじんもかんじさせません。
 
 あらためてこうして見ると笑顔が
 特に素敵だと思いません?
 撮影している本人もまた、一緒に
 喜んでおり、いま初めて気づいた
 気がします。
 
 
 やんちゃぼうずだったヤスさん、今は紳士!
 投げる雪の塊にも優しさがある。
 が、澄子さんや文子さん、眞理子さんのそれは
 ちょっと違う?(ような気がした)
 
 中学、高校時代、そりゃやはり、女の子。
 男性に真正面から立ち向かうなんてありえな
 かった。が、今は当時のうさをはらすがごとく、
 投げる雪塊にも力がこもっていた。
 熱心さは男性陣をはるかにしのぐものだった。
 何かから解放された気分か、歳月が作りあげた
 結果か、どっちだろうね。
 
 
雪の中を走り回る、その快感に酔いしれているようだ。
手の平が寒さで真っ赤になり、冷たくなってもしったこっちゃない、そんな子供たちでした。
 
  浅間嶺での記念写真。
 
  空の青さと真っ白な雪、冬木立、そして
  強い日差し、すべてが良好!
 
  今年は3月の残雪でおおいにはしゃぎ、
  槍ヶ岳で満足し、いまこうして新雪で
  締めくくることになった。
  何事もなく楽しい一年でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
雪が作るさまざまな感動の場面のひとつ。
 
 杉や檜の高枝に残る残雪が
 強い日差しに照らされて時々
 落ちてくる。
 
 残雪もここ数日の寒波で氷の
 結晶になり、落ちてくるその様子
 は木漏れ日にキラキラと輝き、
 ヒラヒラと舞い落ちるガラスの破片。
 
 途中の枝に当たってそれは粉々に
 砕け散り、ゆっくり、ゆっくり舞うが
 ごとく降りてくる。
 「天使が舞い降りる」(眞理子さん)
 「ミスティアイス」(文子さん)と表現。
 
 木立の中で何度も何度も見上げる
 ばかり。
 カメラ撮影を繰り返した。
 その瞬間を何とか残そうとするが、
 どうしても再現できない。
 もちろん、文章でもむり。
 
 確かに見た、感じたあの瞬間を
 それぞれが脳裏に焼き付けるしか
 なかった。
 自然の作り出す芸術は、デジカメや
 PCなどで捉えることなどできないことを
 再認識した。
 
 素晴らしい木漏れ日、その中で舞う
 氷の粒、氷の小さい箔、また見に行き
 たくなる光景だった。
 
 当日は金曜日。
 5時間の行程の中で、結局だれ一人出
 会うことがなかった。
 この尾根、本当にわれわれ5人の世界
 だった。
 たっぷり笑い、語らい、はしゃいだ。
 
 最後に、土日しか時間が作れない仲間達、
 いつか一緒に行く機会を作りたいね。
 
 羨ましい思いをさせるためではない。
 感動の一端をお裾分け、だよ。
 
 もう眠い。
 
 かねやん、でした。
 
 PS:ヤスさん、写真、近いうちに送るよ。
    みなさん、本当にご苦労さま。
 来年もこんな感動の年にしよう!!
 

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