ゴルフ特訓 in Thai

ミウチンのタイ日記


 帰国第一報!!

おのおの方、ありがたい情報のおかげで、スリにもあわず、下痢もせず、
無事帰ってきました。タイはエカッター!!!!。

 何から報告しようか。ゴルフをしに行ったんだから、まずゴルフの話。
従業員には、タイに行ってくると言い出せず、「宮崎に里帰り」という事で、
出発。(情けない話、、、。)12時に福岡発。5時間飛んで15時にバンコク
着。(時差は2時間)バスに2時間乗って、バンプラゴルフクラブに到着。

 19時からウエルカムデイナー。坂田プロの講演が約1時間。そのなかで
前前から疑問に思っていた事が解明。坂田プロのレッスンがついて、料金
は普通のゴルフツアーとほぼ同額、なんで?しかも指導者は、坂田プロの
ほかに、プロ2人、コーチ2人、坂田プロの長男の6人。この6人が手取り
足取り教えてくれる。答えは、レッスン料がただ。ゴルフダイジエスト社の
ツアーセンターも赤字でやらされているとの事。
 
 彼のレッスン料は高い。坂田塾Jr.塾生の遠征費を捻出する為に、ある
航空会社で何時間かのレッスンを2回行い、1,000万円分の航空チケット
をもぎとるらしい。かの有名なレッドベターを「パクリのベター」と言う。ベター
が本に書いていることは、殆どが坂田理論をパクったものらしい。
 「世界一のレッスンを、君たちはただで受けているんだ。」とおっしゃる、まさ
にそのとおり、幸せな5日間でした。ちなみに、坂田プロはS.22年生まれで、
京大中退とのこと。りんこちゃんの旦那は知ってるかも。

   帰国第2報!

忘れないうちに先にS.L.の話。8月は、月曜日以外は毎日運行。
小郡と津和野を1日1往復する。津和野発が15時22分だから
それまでに来れれば、煙をはきながら走る姿が見られる。
 小郡ー津和野便は徳佐が12時23分だから無理。

 では又、ゴルフの話。1日目は9時頃ご就寝、5時間位しか眠らない
癖がついているので2時半には目がさめた。同室者は、ゴルフ仲間の
ネギラーメン屋のオヤジ。電灯をつけて本を読むわけにもいかず、夜明
迄悶々としてベットに横になっていた。(3日間同じ状態で、これが一番
つらかった)夜明けは6時、遅い。明るくなってきたので、ベランダに出ると
これが凄い!!まるで、ジャングルの中にいるような気になるほどの鳥の
鳴き声、しかも見たことも無いような美しい鳥ばかり。プレイ中も、鳥や蝶
に見惚れる事が多かった。でも慎ちゃん、専門のカミキリムシは一匹も見る
事が出来なかった、雨季にはいないのかな?

 朝食を摂り、自由練習。9時頃坂田親分があらわれる、背が高く太い。
やはり存在感が違う。彼が世界に誇る「ショートスイング」の指導があった
後、いよいよ実力判定。彼の前で1球打って級がつけられる。10級から
有段者までに分けられるが俺は4級。57名の参加で、初段が一人。
山口市の練習場の先生との事。2日目、初段が7−8名(俺は1級)。
3日目、山口の先生は2段、初段は20名ほどに増えた。そしておいらも
初段にしてもらい、「上手くなった」と言ってもらった。 嬉しかったです。

 さて午後からのラウンド。良かったのは1日目の前半の42だけ、後半は
ばてて51。2日目、ばてばてで101、3日目、更にばてばてで、なんと121。
体力のなさと精神力の弱さが暴露された3日間だった。

 尻にふきでものが、、、、。1日目のラウンド終了後、シャワーにかかって
いたらお尻がヒリヒリする。触ってみるとビックリ、菊のご紋の周りに、ブツブツ
がいっぱい出来て、腫れ上がっていた。「えーっ、まだ悪いことはしていないの
に、、、、」、冷静に考えると何てことはない。雨季の湿気であせもが出来て、
ラウンド中にこすれて化膿したんだ。あわてたよ。
                                      
つづく

帰国第3弾
   
 かねやん、大感動して帰ってきて、話したい事はまだ仰山あるんだから
もう少し付き合ってくれよ。

 (物価):1バーツ=約3円で考えてくれ。
      ゴルフプレー代:1,000バーツ強
      2人乗りカート:600バーツ
      キャデイーチップ:200バーツ
      レストランの昼食:100バーツ弱(飲んで食って)
      タイ式マッサージ:450バーツ(2時間)
      350mlの水:15バーツ、缶ビール:30バーツ
  
  キャデイーは、1人に1人付くので、結構サービスが良い。他の人の
プレーを待っていると、日傘をさしかけたり、肩を揉んでくれたりする。
これで600円だからかわいそう。3日間とも多めにあげてしまった。
これが日本人のだめなところかな。
 噂には聞いていたが、1人が4人のキャデイーを引き連れた総勢20人の
御一行さまがいた。クラブの係り、日傘の係り、、、残りの2人は何をする
んでしょうね?

 余談ですが、コース保守係のおじさんが、真っ黒で10cmくらいのサソリ
を捕まえていた。キングコブラも目撃されたことがあるとの事。こわー。  

 ところでカッツン、何が聞きたいんだ?簡単には口を割らないぞ。
1日目は、パーテイが終わってバッタンキュー。2日目はマッサージをして
もらってねた。3日目、初めてホテルの外に出た。タクシーを借り切って
海鮮料理を食べに行った。たらふく食べて飲んで、タクシー代とあわせて
500バーツ弱、安い! 4日目、表彰式が終わってすぐバンコク空港へ。
どうだ!真面目なもんだろう? 空港では4時間ほどブラブラしていたが、
まさに人種のるつぼ?いろんな国の人を見ることができた。

 博多駅で、みやげを買った。宮崎のものが見当たらなかったので、丸ボー
ロを買ったが、やっぱり従業員に言われた。「お国は佐賀でしたっけ?」 


帰国第4弾
 
 今回の旅の、最後のレポートです。
かねやんのご要望(?)に依り、ゴルフの話。

 この2−3週間、週間ゴルフダイジェストのゴルフ野性塾で
今回の坂田塾のことに触れているので、機会があったら、
読んでみて下さい。レッスン内容は、3日間同じ流れ。
自由練習をしているとコーチ陣の登場。練習場は50打席位の
L字型、芝の上から打てる。中央で坂田親分が、女性のドライバー
を借りて打ち始めると、みながゾロゾロと見学に来る。テイーアップ
せず、しかも土の上からきれいなドローボールを連発する。「凄い」
と言う声や拍手は聞こえない。聞こえるのは、ため息だけ。

 模範演技がおわると、名物のしごきが始まる。「今まで覚えてきた、
間違った筋肉の記憶をぶち壊す」レッスン、、、沈み込み。
ショートスウイングのトップをつくり、下半身を限界まで沈み込ませて
いく。それを30秒。こんどはフイニッシュをつくり沈み込み、30秒。
目は、アドレス時のボールの位置を見つめる。これが1セット。
5セット連続で行う。トップもフイニッシュも腕の高さは水平。
これで、太腿の正面の筋肉がいかれる。階段の上り下りは、手すりに
つかまって、パットのラインをよむときは「イテテテ、、」と毎回大騒ぎして
しゃがまなければならない。
 
 次に実力判定で、上級、中級、初級に分けられ、担当のコーチが、一人
一人に丁寧に教えてくれる。俺はトベ(漢字が分からない。大失礼!)コーチ
がついてくれ、5球打つ間に、球筋が全く変わってしまった。それ程的確に
欠点を見抜き、修正してくれた。感謝!!1番嬉しかったのは、俺の場合サ
ウスポーだから、バックスウイングで右サイド(背筋)に張りを感じ、その張り
を緩めぬようスウイングする事がわかったこと。アプローチの小さなショット
でも同じ。かねやんからみたら、わかりきったことかもしれないが、俺には
わからなかった事。手打ちをなくすため下半身始動、ヒールアップ等色んな
事をやってきたが、どれもその場しのぎで身に付かなかった。これで18ケ月
に及んだシャンク病とはおさらばだ。

 ショートスウイングもやはり、シンプル is ベストが基本。W1からS.W.迄
同じ打ち方、球の位置も前足踵線上で一定です。

 クラス別の指導が11時まで、12時からラウンドスタート。「スコアを気に
せず習ったことを試す為のラウンドだぞ。」と親分はおっしゃったぞ、かねやん。
だが俺のスコアじゃ言い訳はできないな。

   長くなったので、これは第4弾その1とします。

帰国第4弾  その2
 
 3日目に初段になって、坂田塾上級の部合宿に参加する
資格ができた。次回の日程は、もう決まっている。12月中旬。
場所は今回と同じ、パンプラ。いきてエー。が、去年までは、女房
が忘年会に出るのも許さなかった立場上、行ける訳が無い。
12月とは水商売にとって、1年最後の戦いの月であります。

 現在塾生は180名。坂田プロがぼやいていた。「上達しても
やめる者がおらんから、初級者を入れられない、今回が最後
かな。」それにしても、この無料の合宿をいつまで続けていく
つもりだろう?。年2回の坂田塾、国内8ケ所で開いている
ジュニア塾、すべて無料。これは坂田プロの”男のロマン?”
”人生最高の贅沢?””道楽?”何でもいいや、追い出されるまで
塾生でいようと思うみうちんでした。

 坂田親分は、気さくな人。下ネタ、女が大好き。スケベな男しか
信用しない。(かねやんは絶対信用してもらえない、スケベじゃない
らしいから)だから、弟子も皆スケベ。3日目の練習の時、「昨夜、
ギャラクシィー(女の子のいる店の名前)に行ったもんは手を上げろ」
とプロが言うと、弟子は全員手を上げた。

 俺はなぜかついていた。一日目は93だったがダブルペリアだったので、
2位になりタイ式の焼物のトロフィーを貰った。その後、ジャンケン大会
があり、決着がなかなか付かず、たまりにたまった賞品の山を、GET
する幸運に恵まれた。賞品の内訳は、勝てるとは思わず本気で聞いて
いなかったので確かではないが、栃木県の鹿沼C.C.の招待券(坂田プロ
とまわれる?)、彼のビデオ、漫画26巻、ウインドブレーカー2枚ets.
しかし賞品係りのプロの長男が、内容を覚えておらず、プロの記憶力
にお任せすることになった。何が送られてくるやら。

 最後に、かっつんへの返事。俺についたキャデイーは、美人だったが、
色の黒い40過ぎのおばさん。(わが同級生はいつまでも「花咲く乙女たち」
だヨー。)毎日現金収入を得るのは、大変困難な事らしくて、ラウンドが
終わると「明日もやとって」と頼まれる。若くて美人のキャデイーも沢山いる
ので、心が揺れるが、心やさしい俺は「O.K.]と笑顔で答えるのでした。
結局、3日間同じキャデイーでした。

  ながいながい自己満足レポートこれで終わり。最後まで読んでくれた人、
ご苦労さん!!



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