金時山山頂より祈りを込めて

2/19(土) 零下1度の山頂大宴会


 冬ごもりで足のなまった山岳部面々、今年初めての足慣らしを計画していたが、トシボーの逝去のニュースが飛び込んできた。 宮崎まで行けなかった面々から山頂でトシボーの冥福を祈ろうという話が出て、金時山山頂大宴会がカッツン隊長の企画で行われることになった。
 
 2/19朝7:30
 武蔵溝ノ口駅前にて集合。 メンバーはカッツン隊長、ヤスこと古賀君小生ゴリケン。 慎一郎も来る予定だったが、鬼の霍乱か?風邪が抜けず微熱があるとの事でダウンしているとの事。 3人のメンバーだがにぎやかに車中の人となる。 246を少し走って東名高速川崎ICに向かう。 高速に乗ると車はガラガラ。 120kmで順調にクルーズ。 途中、雪に覆われた富士山の裾野がチョッピリ見えるが全体に曇り空。 今日は太陽に照らされたひなたぼっこ登山は期待できそうもない。 8時20分御殿場ICに到着、箱根方面へ向かう。
 乙女峠の山道をクネクネと登り乙女トンネルを抜けると箱根仙石原がパッと目に飛び込んでくる。

 箱根は大カルデラの火山で外輪山に囲まれている。 外輪山の一番高いピークが今回登る「金時山」だ。 カルデラ内部には芦ノ湖、仙石原等の湖や湿原、原っぱ等があり、その真ん中に神山、駒ヶ岳といった主峰がある。 中腹には強羅、宮ノ下、小涌谷といった温泉や今でも噴煙を上げている大涌谷では真っ黒な温泉卵が有名とか(カッツン談) というようなウンチクを語りながら「公時神社」(金時ではない)駐車場に到着。 はや駐車場は満車状態で無理矢理一角に駐車するが、金時神社社内にはガラガラの駐車場があり無理することなかった。

9:00 登山開始。 まず公時神社に登山の無事を祈って参拝。 さびれたコンクリート造りの社だ。
登山道は半分崩れた丸太で組んだ階段が延々と続く。 ひたすら10分ほど登るとコンクリートの林道を横切る。 途中、金太郎の手鞠石とか宿り石等の巨石があり、奥の院への道を分けると山道は急登になって来る。 冬ごもりで堕落した筋肉が悲鳴をあげ、体が汗ばんでくる。 30分程経ち、汗を拭き上着を脱ぐため小休止。 気温は低く日も照っていないが、風も全くなく流れる汗が実に心地よい。 のどを潤し、ヤスから沖縄土産の黒糖飴をもらいエネルギーを補給する。
 5分ほど休み、体が都会モードから山モードに切り替わった後、急登に向かい出発。 

休んだ後なのでしばらくは順調だが、日頃歩いていないせいか急登になると筋肉が言うことを利かなくなってくる。 15分毎に1〜2分止まりながら外輪山の尾根道に到着する。 ここからの景色は最高だ。 東には外輪山の尾根道が遙か彼方、小田原方面まで続いている。 少し右に目を移し南の方を見ると、大涌谷の噴煙越しに神山、駒ヶ岳の主峰が遠望、その右手には芦ノ湖がきらきら光っている。 右手前には仙石原が広々と広がり、緑のゴルフ場が数カ所遠望できる。 さああと20分で頂上だ。 最後の岩場をもう一登りだ。

 頂上は岩山のピークなので険しい鎖場もあるルートだ。 茶色の砂の山道だがストックで突くとその下はカチカチの蒼氷だ。 滑ると危険なので慎重に最後の登りを進む。 ここで小生の足はエネルギー不足で上がらなくなってしまった。 一分間休憩し、みんなには先に行ってもらう。 やはり日頃電車で通勤してる人は鍛錬していることになるのか? 車ばかりの小生とはこういうところで差がでるようだ。 それでも少し遅れて金時山山頂に無事登頂、10時20分だ。 休みを入れて80分なので、ルートマップ75分に比べてもやや早い快調なペースだ。

 さて、山頂でのトシボー追悼の大宴会の記事はカッツン隊長より到着次第アップしますので楽しみに!

                              ゴリケン

金時山ハイキング               カッツン

2/19 予定の一人を風邪で欠き3人でのハイキング
になった。武蔵溝ノ口でゴリケンの車に乗り、一路御殿場へ  東名高速は車も少なく予定時間より早く現場に到着した
公時神社入口に車を駐車させて神社にお参りして
さあー、金時山へ登り始めた。途中の尾根から見渡す景色は大涌谷の噴煙、千石原ゴルフ場などと雄大である
道は凍っており、歩きやすい。快調に登る。
1時間30分で頂上だ!金時娘の小屋が見える。

ベンチを陣取り食料を広げる。寒いなー。零下1度だ。 先ず、トシボーの冥福を祈るため近くの祠に日本酒を飾り南むきに拝んで冥福を祈った。
それからはビール、熱燗、ワイン、タマゴシュープ、トン汁 その他もろもろで1時間の宴会だ!一人分余計に飲み食いして、頂上の景色を満悦して、下山についた。そのころは頂上は人で一杯になっていた(人気の山である事が分かる)  下山は乙女峠へ向かう。温度が上がったために解けて来たのか道がぬかるみ歩きにくい状況だ!
5分も行かないうちに昼の過分な水分を放出しなけりゃならぬ状況に3人ともなり、前の団体など気にもせず追い抜き   目的を達成!そうかんだ。

峠でコーヒを沸かして飲む。最後の休憩だ。それから20分程度で下山完了して、次の目的温泉に入る。南甫園入浴1000円なり
ヤスさんは1時間コースの入浴、ゴリケンはあんまと居眠り
仕方が無い小生は喫茶室で生ビールを楽しむ
帰り、カネヤンの姿を見に寄るが、多忙なカネヤンには迷惑を
掛けた。近くのラーメン、餃子が誠に美味かった。

次の日、大雪で中止と思っていたら予報外れで青梅マラソンは
予定通り実施。雨と雪のなかスタートした。雪は降るのだが道路には
積もらず、その内雨になり最悪の状況になった。
小生は仲間の帰りを東青梅の体育館(スタート、ゴール地点)で熱燗を傾けるが寒くて少しも暖まらない。つまみなども食べる気にならない。ひたすら暖かいものだけを求めて食するなど最悪の青梅マラソンでした(毎年、天気はあまりよくないのだが)

猪股 捷宜

金時山初登り

昨日は,今年の初登りお疲れさまでした.マイナス1度Cの頂上
で松本君の冥福を祈り,寒さしのぎにビール,熱燗,ワインにチーズ,
トン汁,タマゴスープと豪華版の昼食は大変結構なものだった.
次回の3月18日(土)奥多摩初心者コースを楽しみにしています.
カッツン,最近の気象情報はかなり確率が上がったと思いきや,
青梅マラソンご苦労様でした.

古賀

PS:カネヤンへ
多忙を極める店へ突然お邪魔して申し訳なかった.
隣の中国人のつくるラーメンとギョーザまた食べに
いくよ.

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