彼岸花便り 

2008年9月26日  かねやん〜イッコさん〜各地の皆さん


田舎のヒガンバナ 2008/09/23 イッコさん

私の散歩コースの田んぼの畦道にも例年通り彼岸花が咲き始めました。
黄金色になり始めた稲穂を守るかのように、また、無事に成長して
収穫できることを祝うかのように、田んぼの周りに真っ赤な額縁ができました。

温暖化と言われながらも、秋の彼岸には忘れずに花を付け季節の移り変わりを
しっかり告げてくれて感心します。

田舎のヒガンバナも見てください。

偶然にも姫女苑(白い花がそうだと思いますが・・・)と彼岸花が並んでいました。

おまけ

増田先生著「未完の文字」は何処の本屋さんからも注文できるそうです。

                       田上逸子








Re:田舎のヒガンバナ 2008/09/23 カッツン

カネヤン、戸高さん

都会の片隅と福岡の棚田、どちらも良い写真ですね

彼岸花は今まで出ていなかったのにお彼岸となると不思議と

急に開花する不思議な花ですよね

(しかも茎から直接花が咲く?本当は花の部分が色々と役割がある?)

どこでもこの時期になると「先祖を忘れるな」とでも言いたいのか

咲く花ですよね。昔は墓参りに行く田んぼの畦に沢山咲いていたのを

思い出します。(彼岸花の球根は有毒で畦や墓を荒らすネズミ、モグラを

予防するために植えたそうですが日本TVの日曜日朝の番組で戦時中の食糧難

に豊富な球根でんぷんを食用としたと言う事を実際に実験をしていました。

くれぐれも有毒なので素人はやらないようにとのコメントがありました。


今日は久しぶりに東京も晴れの散歩日和でしたので狭山丘陵を散歩

しましたら途中の尾根道に一列に100mほど彼岸花が咲いていました

久しぶりの木漏れ日の散歩でした。(写真が無くて申し訳ありません)

                     カッツン

Re:ヒガンバナ 2008/09/23 イッコさん

電子メール アドレス :
k.uemura@wine.plala.or.jp   

以上お知らせします。
植村さん これで良いですよね。

                     田上逸子

Re:田舎のヒガンバナ 2008/09/24 かねやん

おはよう、
そうだ、こんな景色が”日本”だよね。
遠くに緑豊かな里山、手前には木立に囲まれた民家、実りが待ち遠しい稲穂、そしてヒガンバナの”額縁”・・・・
そうそう、手前にある小さな溝、水の流れには小鮒やドジョウやカエルがいる・・・そして川ヒルもいたなぁ〜

経験したことがない田舎の暮らしだが、懐かしさがこみ上げるのは小さい頃にすりこまれてきたイメージだろう。
この写真をみると、秋の歌、田舎の歌、親や友達の歌、様々な歌がつい出てくる。
”文部省唱歌”が音楽の本から飛び出してくる。

いつこちゃん、
いい写真、ありがとう。

こういう光景が懐かしく感じられる、その度合いが深まる、こうしてだんだん、歳を取っていくんだね〜〜
こういう光景こそ、世界遺産とは言わないまでも”日本の遺産”だよね。
手が入って残されたものではなく、ごくごく普通にある光景がいい。

かねやん

Re:田舎のヒガンバナ 2008/09/24 澄子さん

逸子さん。

散歩道がこんな風景だなんていいですね。

見渡せば秋の田んぼと秋の空。

なぜか恋しい彼岸花。

彩を添えていますね。

きょう、北鎌倉へ、電車で少し時間のかかる散歩に行ってきました。

日射しには、夏の名残りを感じましたが、お寺の緑陰は涼しくて、ベンチに腰掛けていると

現世を忘れてしまいそうでした。

そしてどこのお寺の庭にもひょいひょいと彼岸花が地面から、出てきて花を咲かせていました。

彼岸花は日本の花という気がします。

誰の心にも残っている幼い頃の原風景ですね。

心和む写真でした。

山田澄子


Re:巾着田のヒガンバナ 2008/09/25 ゴリケン

おはよう!
彼岸花で盛り上がっていますね。
さて、東京から少し足を伸ばすと、埼玉県日高市の巾着田に
彼岸花が満開です。
このあたりは高麗(こま)と呼ばれ、古くから朝鮮からの渡来人が
住んでいた様で、近くに高麗神社という朝鮮風の神社が
あります。 巾着田は川が蛇行して田圃の周りをクルリと
取り囲んだ地形で、面白い風景です。
巾着田のHPはこちら→ http://www.kinchakuda.com/
今週末にいかがでしょうか?
近くにはコスモス畑もあり、小生も今週末に行ってみようかと
思っています。 ご一緒にいかがでしょうか?
ゴリケン

彼岸花を見ながら・・・ 2008/09/25 かねやん

> 彼岸花は日本の花という気がします。
・・・・澄子さんが言う。

初春の梅、春の桜、梅雨の紫陽花、夏の百日紅、そして初秋の彼岸花だろうか。
これらが日本の花、ということだろうね。

「ヒガンバナ」と書くと日本の花じゃなくなりそう、ただ学術的で、花がそこにあるだけ、という感じ。
彼岸花、という漢字に日本人独特の、深層心理を浮き上がらせるイメージがあるのだろう。

さて、宗像の畦道にあり、鎌倉の寺の庭にあり、日高市の巾着田に群生しており、(日高市のココは格別に有名、行政の力の入れようは別格だね)、家の横の空き地にあり、です。
昔の人たちが、血のようなっ赤な色に、飛び散った線形に、葉っぱがなく茎と花だけの不思議さに、それに球根に毒があるという近寄りがたい雰囲気、これらのことから”死に花”とか”地獄花”とか暗いイメージで見てきた。

でも、最近、彼岸花がヒガンバナと明るく、季節の花として、なんのためらいもなく受け入れられているように思う。
暗さや忌み嫌われる雰囲気はどこにもない。
日高市の巾着田の彼岸花、市が力を入れて植え付け育てているというが、それを最初にニュースで知ったときに、こんな花を観光の名物にするという発想に驚いたことを思い出す。
今では多くに人が訪れ、楽しんでいるらしい。

一つの花が、時代とともに違った受け止め方をされていく、という一つの見本だろうかね。

ちょっとヒマにまかせて、ちょっと気が付いたことでした。

それにしても、彼岸花あっちこっちで見かけるよね。
あれって、ひとりでに増えていくものではなく、人が株分けをして植えなければ広がらないという。
それがこうも広がってきたというのも、ソメイヨシノの広がりと同じだね。

かねやん

 

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