宗像大社・みあれ祭

05/10/02 福岡特派員;イッコさん(戸高逸子さん)


10月ですね!

皆さん

いよいよ10月ですね。
今日の福岡地方は33.3度と10月の気温としては観測始まって以来の暑さと、TVのニュ−スで
言っていました。

そんな暑さの中、当地宗像の宗像大社秋の恒例行事・秋季大祭・みあれ祭が執り行われました。
以前より一度は見てみたいと思っていましたが、今日は思いがけず念願がかなって見ることができました。

 みあれ祭


宗像大社の秋季大祭に先立ち、9月中旬に大島より御座船を仕立て沖ノ島の沖津宮に向い、まず、田心姫
(たごりひめのかみ)の御神璽を大島の中津宮までお迎えする「沖津宮神迎え神事」が斎行されます。
 そして本日10月1日に大島の中津宮より神湊(こうのみなと)まで、沖津宮と中津宮の神輿をお運びするのが、
海上御幸「みあれ祭」です。
神湊では返津宮の神輿がお出迎えになり、一年に一度、三宮の御神璽がお揃いになります。
このおまつりは、古くから行われた御長手神事(長い竹に布を付したものを神の印として返津宮にお迎えした神事)
を再興したものです。



宗像大社とは

宗像大社は、皇室の御祖先であられます天照大神の姫神様をお祭りしています。
この三女神のお名前は田心姫神、湍津姫神(たぎつひめかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめかみ)と申し上げ、
沖ノ島の沖津宮には田心神、大島の中津宮には湍津姫神、田島の辺津宮には市杵島姫神がそれぞれ、おまつり
されています。この三社を総称して宗像大社と申し上げます。
 特に沖津宮がおまつりされている沖の島からは鏡、勾玉、金製指輪、など約10万点にのぼる貴重な国宝、
重要文化財がみつかりました。これらの宝物は国家の繁栄と、海上交通の安全を祈る為にお供えされたものであり、
その内容や規模の大きさから、沖ノ島は別名「海の正倉院」と言われています。

                              「宗像観光協会案内」より




   尚、沖ノ島は無人島で、今でも女人禁制です。男性でも島に上がる時には”みそぎ”をしてから上がっています。
   女性の神様なのに女人禁制とは不思議です。

 ☆ 写真1枚目のヘリコプターの両下方に長い幟を付けた船が御座船で、それをお守りしながら進んで行く
   400艘からなる船団はとても勇壮です。
              
                                          逸子


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